高梁市議会 2022-12-13
12月13日-05号
令和 4年第8回12月定例会 令和4年第8回
高梁市議会(定例)会議録(第5号) 令和4年12月13日(火曜日) 〇議 事 日 程 午前10時開議第1
追加議案の上程、説明第2
議案質疑第3
委員会付託 ~~~~~~~~~~~~~~~ 〇本日の会議に付した事件日程第1
追加議案の上程、説明 議案第 99号 高梁市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例 議案第100号 高梁市一般職の
任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例 議案第101号 令和4年度高梁市
一般会計補正予算(第7号) 議案第102号 令和4年度高梁市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号) 議案第103号 令和4年度高梁市
国民健康保険成羽病院事業会計補正予算(第2号) 議案第104号 令和4年度高梁市
介護保険特別会計補正予算(第3号) 議案第105号 令和4年度高梁市
養護老人ホーム特別会計補正予算(第2号) 議案第106号 令和4年度高梁市
特別養護老人ホーム特別会計補正予算(第2号) 議案第107号 令和4年度高梁市
水道事業特別会計補正予算(第2号) 議案第108号 令和4年度高梁市
下水道事業特別会計補正予算(第3号)日程第2
議案質疑日程第3
委員会付託 ~~~~~~~~~~~~~~~ 〇出 席 議 員1番 金 尾 恭 士 君 2番 新 倉 淳 君3番 平 松 久 幸 君 5番 伊 藤 泰 樹 君6番 森 上 昌 生 君 7番 森 和 之 君8番 石 井 聡 美 君 9番 三 村 靖 行 君10番 石 部 誠 君 11番 宮 田 好 夫 君12番 小 林 重 樹 君 13番 川 上 修 一 君14番 倉 野 嗣 雄 君 15番 川 上 博 司 君16番 宮 田 公 人 君 18番 石 田 芳 生 君
~~~~~~~~~~~~~~~ 〇欠 席 議 員17番 大 月 健 一 君
~~~~~~~~~~~~~~~ 〇出席した
事務局職員事務局長 森 昌 士 次長 金 子 正
典議事係長 竹 竝 宗一郎
~~~~~~~~~~~~~~~ 〇説明のため出席した者〔市長部局〕 市長 近 藤 隆 則 君 副市長 藤 澤 政 裕 君 政策監 前 野 洋 行 君 政策監 正 木 俊 英 君 政策監 大 島 次 郎 君
総務部長 北 畑 太 一 君
産業経済部長 川内野 徳 夫 君 土木部長 妹 尾 英 利 君
市民生活部長 赤 木 和 久 君
健康福祉部長 蛭 田 俊 幸 君
病院事務長 渡 辺 丈 夫 君
総務部次長 赤 木 憲 章 君〔
教育委員会〕 教育長 小 田 幸 伸 君 教育次長 上 森 智 子 君〔消 防〕 消防長 川 本 雅 之 君
~~~~~~~~~~~~~~~ 午前10時0分 開議
○議長(
石田芳生君) 皆さんおはようございます。 ただいまの出席議員は16名であります。定足数に達しておりますので、これより令和4年第8回
高梁市議会(定例)5日目の会議を開きます。 本日の議事日程につきましては、既に配付いたしておりますので、よろしくお願いいたします。
~~~~~~~~~~~~~~~
△日程第1
追加議案の上程、説明
○議長(
石田芳生君) まず、日程第1、
追加議案の上程、説明であります。 市長から送付を受けております議案第99号から議案第108号までの10件を一括して上程し、議題といたします。 市長より
提案理由の説明を求めます。 近藤市長。 〔市長 近藤隆則君 登壇〕
◎市長(近藤隆則君) 皆さんおはようございます。 寒さが一段と厳しくなるという予想でございます。十分御自愛いただきたいと思います。 それでは、追加提案をいたしております議案につきまして大要を御説明いたします。 議案第99号「高梁市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例」であります。 改正の主な内容につきましては、今年8月の
人事院勧告に基づき、
国家公務員に準じて給料及び
勤勉手当の改定を行うものであります。
本市職員の給与につきましては、これまで
人事院勧告を基本に国に準じて改定を行ってきたところであり、今回の勧告では民間給与との格差を埋めるため、初任給及び若年層の給与水準の引上げが勧告されたところであります。また、
勤勉手当につきましては0.10か月分を引き上げ、今年度については12月期の
勤勉手当に配分をし、また令和5年度以降は6月期と12月期の
勤勉手当に等分に配分することとなります。 次に、議案第100号「高梁市一般職の
任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例」であります。 これは
特定任期付職員の給料を
人事院勧告に基づく
国家公務員の
給与改定に準じて改定するものであります。 次は、議案第101号「令和4年度高梁市
一般会計補正予算(第7号)」であります。 先ほど御説明いたしました
人事院勧告に基づき、給与、諸手当及び
共済費等人件費を増額するためのものでありまして、
歳入歳出それぞれ3,037万1,000円を追加し、
歳入歳出予算の総額をそれぞれ268億1,157万9,000円とするものであります。 次は、議案第102号「令和4年度高梁市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)」から議案第108号「令和4年度高梁市
下水道事業特別会計補正予算(第3号)」まででありますが、
一般会計と同様に人件費に係ります所要額を補正するものであります。 以上、議案の大要につきましては御説明を申し上げましたが、詳細につきましては担当から補足の説明をいたさせます。十分御審議をいただき、適切な御議決を賜りますようお願いをいたしまして、
追加議案の
提案理由の説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(
石田芳生君)
北畑総務部長。 〔
総務部長 北畑太一君 登壇〕
◎
総務部長(
北畑太一君) それでは、私のほうから議案第99号から議案第108号までの
補足説明をさせていただきます。
追加議案3ページを御覧ください。 議案第99号「高梁市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例」を次のとおり制定するものでございます。
本市職員の給与は、これまで
人事院勧告を基本に国に準じて改定を行ってきたところでございまして、職員組合とも交渉を重ねまして、本条例案の内容で合意に至ったところでございます。 初めに、本年度の
国家公務員給与改定の概要並びに本市の
給与改定について御説明を申し上げます。 議案18ページの参考2を御覧ください。 本年度の
国家公務員給与改定の概要を掲げております。 1の俸給表の(1)俸給表の改定では、
行政職俸給表(一)の若年層を中心に引き上げるものでございまして、全体としては0.3%の引上げとなっております。 (2)初任給では、俸給表の改定に伴いまして大卒で3,000円、短大卒で4,000円、高卒で4,000円をそれぞれ引き上げるものでございます。 次に、2の諸手当、(1)期末
勤勉手当でございます。 左側の表側、令和4年度の
勤勉手当の行、一番右側の計の欄を御覧ください。 本年度、令和4年度につきましては、
勤勉手当の
支給割合を現行の1.9か月から2.0か月に0.10か月分引き上げるものでございまして、12月の
勤勉手当に0.10か月分を配分するものでございます。 その下の行、表側令和5年度の
勤勉手当におきましては、一番右側の年間の
支給割合は2.0か月で変わりませんが、6月期と12月期の
支給割合を等分し、それぞれ1.00か月とするものでございます。 次に、3の実施時期でございますが、俸給表の改定につきましては令和4年4月1日、本年度の
勤勉手当の改定は本年12月1日、来年度の
勤勉手当につきましては令和5年4月1日でございます。 次に、19ページの参考3を御覧ください。 本市の改定内容を掲げております。給料表、諸手当につきましては、その実施時期とともに国に準じた改定を行うものでございます。 ページ戻りまして17ページには、参考1といたしまして職員の給料表・
職階別給料等に関する調べを掲げておりますので、後ほどお目通しをいただければと存じます。 次に、改正の内容について
新旧対照表で御説明を申し上げますので、15ページを御覧ください。 ページ中ほどの第30条及びページ一番下の別表第1及び別表第3につきましては、先ほど御説明いたしました
国家公務員の
給与改定に準じまして、本年度の
勤勉手当並びに給料表を改定するものでございます。
勤勉手当では、年間の
支給割合を現行の1.9月分から2.0月分に引き上げるものでございまして、本年度は12月期を現行の0.95か月分から1.05か月分とするものでございます。このため、第30条第2項の現行100分の95を改正後100分の105に、またこの項を準用する第3項におきましても同様に改正し、再
任用職員については現行100分の45を改正後は100分の50に改めるものでございます。 また、改正する給料表につきましては、5ページから14ページに掲げておりますが、このたびの改正は若年層を中心に引き上げるものでございまして、
一般職給料表全体では0.16%の引上げを行うものでございます。この改定に伴いまして、一般職の初任給につきましては、大卒で3,000円、短大卒で4,000円、高卒で4,000円を引き上げるものでございます。 次に、ページ戻りまして3ページを御覧ください。 ページ中ほど、少し下の第2条の改正におきましては、来年度の
勤勉手当を改正するものとなっております。来年度の年間の
支給割合につきましては、今年度の改定後の支給月数と同一となっておりますが、6月期、12月期の
支給割合をそれぞれ1.00月分と等分するもので、第30条第2項の改正後の支給月数100分の105を100分の100に改め、またこの項を準用する第3項におきましても同様に改正をいたしまして、再
任用職員については現行100分の50を100分の47.5に改めるものでございます。 続きまして、ページ一番下の附則でございます。 第1項では、この条例は公布の日から施行する。ただし、第2条の規定は令和5年4月1日から施行するものでございます。 第2項では、第1条による改正後の給料表は令和4年4月1日から適用し、また令和4年12月期の
勤勉手当については12月1日から適用するものでございます。 第3項は、改正前に支給された給与は第1条による改正後に支給する給与の内払いとみなすものでございます。 最後に、
提案理由でございます。
国家公務員の
給与改定に準じた改正及び所要の改正を行うためでございます。 以上、議案第99号の
補足説明とさせていただきます。 続きまして、議案21ページを御覧ください。 議案第100号「高梁市一般職の
任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例」を次のとおり制定するものでございます。 この条例につきましては、高梁市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例と同様に、本年の
人事院勧告に基づく
国家公務員の
給与改定に準じ、本市の
特定任期付職員の給料表を改正するものでございます。 改正の内容につきましては、
新旧対照表で御説明申し上げますので、22ページを御覧ください。 第7条で
特定任期付職員の給料表を定めておりますが、
国家公務員の改定に準じまして1号給の給料月額を改定するものでございます。 21ページにお戻りいただきまして、附則でございます。 第1項では、この条例は公布の日から施行し、令和4年4月1日から適用する。 第2項では、改正前に支給された給与は、改正後の給与の内払いとみなすとしております。
提案理由でございます。
国家公務員の
給与改定に準じた改正を行うためでございます。 以上、議案第100号の
補足説明とさせていただきます。 続きまして、
補正予算関係の御説明を申し上げますので、
補正予算書をお手元に御用意いただければと思います。
一般会計及び7つの
特別会計全て、今回の
人事院勧告に基づく
給与改定に伴う
補正予算となっております。 まず、議案第101号「令和4年度高梁市
一般会計補正予算(第7号)」でございます。 第1条、
歳入歳出予算の補正といたしまして、
歳入歳出予算の総額に
歳入歳出それぞれ3,037万1,000円を追加し、
歳入歳出予算の総額を
歳入歳出それぞれ268億1,157万9,000円とするというものでございます。 内容につきましては、
事項別明細書によりまして御説明をさせていただきますので、8ページ、9ページを御覧ください。 まず、歳入でございます。 第21款繰越金、第1項繰越金、第1目繰越金、前年度繰越金3,037万1,000円につきましては、今回の
補正予算の財源として充当させていただくものでございます。 続きまして、歳出の説明でございます。 今回は給与関連のみの補正となってございます。
給与費明細書にて全体の御説明をさせていただきたいと存じますので、個々の説明は省略させていただきます。 それでは、32ページをお開きください。
給与費明細書でございます。 初めに、
ページ上段の(1)の総括の表で、各表の見方を御説明いたします。 一番上の表の区分の一番上の行が補正後の状況でございます。その下の行が補正前、その下の比較が両者の差額となっております。以降の表の内訳も同様に御覧をいただければと存じます。 上段の(1)総括の表の補正後を御覧いただきますと、
一般会計の職員数は448人、括弧内は短時間
勤務職員数を外書きしたもので527人、報酬が7億546万6,000円、給料が16億2,368万5,000円、
職員手当11億599万5,000円、合わせまして34億3,514万6,000円でございまして、共済費の6億5,394万7,000円を合わせましての合計は40億8,909万3,000円となっております。 次に、35ページを御覧ください。 給料及び
職員手当の増減額の明細でございます。 次の36ページには、給料及び
職員手当の状況といたしまして、職員1人
当たり給与等を掲げております。 また、ページの一番下の段に、期末手当、
勤勉手当がございます。この中で支給率を掲げておりますが、先ほど申し上げました補正後、補正前の比較で、年間0.1か月分が上乗せされるということでございます。 以上で議案第101号の
補足説明とさせていただきます。 続きまして、37ページをお開きください。 このページ以降が、各
特別会計となっております。全て先ほど御説明した
給与改定に係ります
補正予算でございまして、
一般会計に準じて措置をいたしておりますので、後ほど御確認をいただければと存じます。 以上、議案第99号から議案第108号までの
補足説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(
石田芳生君) ただいまから議案研究のため、15分間休憩いたします。 午前10時19分 休憩
~~~~~~~~~~~~~~~ 午前10時33分 再開
○議長(
石田芳生君) 休憩前に引き続き再開いたします。
~~~~~~~~~~~~~~~
△日程第2
議案質疑
○議長(
石田芳生君) 次は、日程第2、
議案質疑であります。 まず、議案第76号であります。 専決第10号の御質疑を願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
石田芳生君) 別になければ、次は議案第77号の御質疑を願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
石田芳生君) 別になければ、次は議案第78号の質疑を行います。 まず、森和之君の質疑を願います。
◆7番(森和之君) 議案第78号「高梁市職員の定年等に関する条例の一部を改正する条例」であります。 60歳過ぎて、管理職に当たる人は管理職のポストには就かないなどといろいろ説明がありましたが、高梁市でもこの条例を制定する前から、この制度は使われているものであります。 その中で僕が1点気になるのが、各課で
管理監督職の養成とか、その職員を利用してその人のノウハウがしっかり若手職員の意識改革につながっているのかということがまず1点と、高梁市で問題になっているのが
技術系職員の少なさでありますが、そういった
技術系職員のそういった者が再任用によって増加していくのか、この2点について質問いたします。
○議長(
石田芳生君)
北畑総務部長。
◎
総務部長(
北畑太一君) お答え申し上げます。 まず、1点目の
管理監督職の養成につながっているのか、それがひいては若手職員の育成につながっているのかという現行制度についての御質問でございます。 まず、現行制度の中での定年後の働き方の一つとして、今当市役所においてメインとなっておりますのが再任用制度になります。職員の再任用制度につきましては、退職後60歳以降から
年金支給開始までの期間で、主任や主事などの役職で原則短時間で勤務する。パートタイムといいますか、
フルタイムではない短時間で勤務するというものでございまして、現在事務職をはじめ、看護師、技師、保健師など本市で不足している専門職がその知識、技術、経験等を生かしながら勤務に当たっていただいております。そうした方々が若い職員とともに働くことで、知識などを次世代へ承継している貴重な人材として勤務していただいているというふうに認識をしております。 続きまして、2点目の専門職への影響といいますか対応でございます。 現在、議員御指摘のとおり市役所内での技術的な職員の専門人材の不足というのはかなり厳しい状況になっております。先ほど申し上げたように、60歳を過ぎて再任用として勤務いただいている職員からは、一緒に日頃から日常的な業務を共にすることで、これまで培ったノウハウですとか人脈、経験を次の世代に伝えるということで活躍をいただいているものと承知をしております。 それを受け継ぐ側の若手にとっても、そうした特に専門的な分野になればなるほどなかなかマニュアルとか紙の情報では伝わりにくいような情報をじかに肌で感じながら受け継ぐことができるということで、非常に有効な制度であるというふうに考えております。以上です。
○議長(
石田芳生君) 森和之君。
◆7番(森和之君) それでは、もう一点聞かせてください。 その職員を再任用する決定権というのは、市長がまず握っているのでしょうか。これがまず一点と、
高梁市役所はいろんな課があります。その課全域にわたってそういった職員を配置することができるのかどうかというのを1点お聞かせください。
○議長(
石田芳生君)
北畑総務部長。
◎
総務部長(
北畑太一君) お答え申し上げます。 まず、1点目の最終的な任用、定年延長をして役降りをした方を任用するに当たっての決定権がどこにあるのかという御質問ですけれども、最終的には任命権者がそれまでの
勤務成績等を勘案して決定するということになります。ただ、基本的には国の制度上、年金への接続というところも非常に大きな政策目的になっておりますので、任用に当たってはそういったところも極力配慮いたしまして、当該職員の60歳以降の働き方をしっかり意見交換をした上で、希望等を聞き取った上で任用していくということになろうかと思います。 2点目の全職場にそういった職員が配置されることになるのかという御質問でございます。 こちらにつきましては、60歳を迎える職員全員が
フルタイムでの勤務延長を希望するかどうかというところも大きく関わってまいりますので、今後の60歳を迎える職員数とその中でどれだけの割合の職員が
フルタイムでの任用を継続希望するかというところも関わってまいりますので、そことの調整に最終的にはなってまいります。以上です。
○議長(
石田芳生君) 森和之君。
◆7番(森和之君) 1点、誰が最終的に権限を持っているかの答弁が抜けているようなんですけど、それをお聞かせください。
○議長(
石田芳生君)
北畑総務部長。
◎
総務部長(
北畑太一君) 失礼いたしました。 先ほど申し上げましたとおり、最終的には各任命権者で、一般の部局においては市長が最終的な責任を持つということになります。
○議長(
石田芳生君) 次に、
平松久幸君の質疑を願います。
平松久幸君。
◆3番(
平松久幸君) 同じ質問なんですけど、職員の
定年引上げに伴う定数の管理はどのように考えているのかと、
定年引上げに伴い総人件費が増加すると思うが、財政的にどのような影響を及ぼすと考えているのかをお聞きします。
○議長(
石田芳生君)
北畑総務部長。
◎
総務部長(
北畑太一君) お答え申し上げます。 まず、1点目の定数の管理を今後どうしていくのかという御質問でございます。 一般質問の中でも御答弁申し上げてまいりましたけれども、今後の職員の定数管理につきましては、来年度後半のスタートを予定しております第4次の
行革プランにおいて、具体的な数値目標を盛り込みたいというふうに考えております。今後は、
定年延長制度を踏まえながら、そうした具体的な数値目標に沿って定員管理を行ってまいりたいと考えております。 続きまして、2点目の財政の影響というところでございますけれども、定年年齢が引き上げられて多くの職員が引き続きの
フルタイムでの継続勤務を選択することになれば、現在と比較して人件費は単純に増加するということになります。人件費の増加につきましては、
経常収支比率の悪化などの影響が見込まれるところでございます。 今後も持続可能な財政運営を行うため、先ほど申し上げたような具体的な数値目標に基づく定員管理を行うなど、
行財政改革を強力に進めていく中で、そういったコストの増にも対応してまいりたいと考えております。以上です。
○議長(
石田芳生君)
平松久幸君。
◆3番(
平松久幸君) 組織としての活性化という面では、先ほどの再任用制度で上司と部下が逆転するということで、活性化という面ではどのようにお考えでしょうか。
○議長(
石田芳生君)
北畑総務部長。
◎
総務部長(
北畑太一君) お答え申し上げます。 確かに、昨日まで上司だった職員が突然自分の部下にやってくるということで、なかなか考え方の切替えといいますか、対応が難しい部分というのも恐らく生じてくるかとは思うんですけれども、そのあたりは事前に役降りをしてくる職員に対してもそうですし、その下にいる各職員に対してもそうですけれども、そういった制度、
仕組み自体が大きく変わりますので、そういった仕組みを前提とした事前の研修などを通じて、そういった職場内でのコミュニケーション、必ず部下が年下で上司が年上だという時代がもう変わっていくということを前提にした意識づけというのを今後行っていく必要があるかなというふうに考えております。以上です。
○議長(
石田芳生君) 以上で通告による質疑は終わりました。 ほかに御質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
石田芳生君) ほかになければ、次は議案第79号の御質疑を願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
石田芳生君) 別になければ、次は議案第80号の質疑を行います。 森和之君の質疑を願います。 森和之君。
◆7番(森和之君) 職員の育児休業等に関する条例の改正でありますが、高梁市はこの前、青年会議所が中心となって岡山県で最初のベビーファーストを掲げる市になりました。子供を産み育てやすい社会を目指して、これは当然職員の方にも当てはまることでありましょうが、この条例を制定して、それが高梁市に合った改正になっているんでしょうか。また、職員に合った改正になっているんでしょうか、御質問します。
○議長(
石田芳生君)
北畑総務部長。
◎
総務部長(
北畑太一君) お答え申し上げます。 今回の改正につきましては、直接的にベビーファースト運動があったので今回の御提案というわけではなくて、どちらかというと直接的な理由としては、国の法改正に伴うところではあるんですけれども、その法改正の内容を見ますと、これまでの育児休業を取得できる回数が1回から2回に増えたりですとか、あとは会計年度
任用職員についても育児休業の取得要件が緩和されるなどの子育てを応援するという内容の改正になってございますので、その趣旨としては、ベビーファースト運動の趣旨にかなったものというふうに考えております。以上です。
○議長(
石田芳生君) 森和之君。
◆7番(森和之君) それは重々承知しているんです。それじゃ、ちょっとひねくれた質問をもう一問。 育児休暇の回数が増えたりとか、会計年度
任用職員の人も育児休業を取りやすくなったということでありますが、
高梁市役所で職員が育児休業を取った後に職場に復帰して、今までと少し仕事がやりづらくなったとか、女性の人なんかもそうでしょうが、男性職員に関してもそうだと思うんですが、そういったようなことは絶対ありませんか。
○議長(
石田芳生君)
北畑総務部長。
◎
総務部長(
北畑太一君) はい、そのようなことはないというふうに考えております。 ただ、どうしても職場に復帰するに当たってのブランクというものがございますので、そういったところをしっかり戻ってくる職員を受け入れる職場側でも、しっかりそういった戻ってくるタイミングなんだよという合理的な配慮を行いつつ、そうした職員が育児休業を取って、また戻ってきて活躍してもらうというような職場づくりを心がけていきたいというふうに考えております。以上です。
○議長(
石田芳生君) 以上で通告による質疑は終わりました。 ほかに御質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
石田芳生君) ほかになければ、次は議案第81号の質疑を行います。 まず、川上博司君の質疑を願います。 川上博司君。
◆15番(川上博司君) 高梁市営定住促進住宅条例について、2点質問させていただきます。 今回初めて定住対策のための市営住宅を新たに設置するということでございます。 まず第1点目に、入居者の希望を取り入れながら設計しというオーダーメード住宅として設置をする。このようにした理由をまずお尋ねしたいと思うんです。 住もうよ高梁推進課では、日々移住相談もされております。また、大阪等に出向いても移住相談会を実施されている経緯がありますけれども、移住を希望されている、高梁市に移住して定住したい、こういった思いを持たれている県外、市外の方が、オーダーメードの市営住宅があれば高梁市に移住したい、そういったニーズがあったのかどうかというのも含めてお聞きしたいと思います。 あと2点目の第5条、入居者の資格というところで、25年以上居住する意思のある者とされておりますけれども、25年以上ということになりますと、家賃が6万円ですからトータルで1,800万円。1,800万円ぐらいで、それが買い取れるんであれば25年を設定した理由と住宅の金額。あと25年以上居住する意思のある者とした理由について、明快な答弁を求めたいと思います。
○議長(
石田芳生君) 妹尾土木部長。
◎土木部長(妹尾英利君) お答えをさせていただきます。 まず、オーダーメード住宅を建設するための理由ということでございますが、これは定住を進めていくということになりますと、やっぱり住みやすい住宅条件というのが一番大きな問題になると思います。こういった中で、自身の希望を取り入れて設計から携わっていけるオーダーメード住宅というのは、非常に暮らしやすさも向上しますし、それからやはり自分がそういう設計から携わったということで愛着も生まれてまいります。こういうところから非常に魅力があって、市外からの定住促進にも十分つながっていくものというふうに考えております。これが大きなところです。 これに対しましては、近隣で島根県飯南町さんがこういった取組をされておりますので、こういったところも参考にさせていただいてということでございます。 それから、要望があったかということでございますけど、特にどなたから要望があったということではございません。先ほど言いました島根県飯南町さんの事例等が参考になっておりますし、それからまあそういったことで、全国的にも話題になったということで、市のPR効果も十分あるということ、そういったところから定住につながるというようなところからの発想でございます。 それから、もう一点は、25年の経過を必要ということでございましたが、25年といいますのが、ある程度私どもで想定しております建築額と、それから家賃としていただく額、それから、交付税等での様々な収入等を比較いたしまして、ちょうど25年で大体のバランスが保てるということで25年を設定させていただいております。以上でございます。
○議長(
石田芳生君) 川上博司君。
◆15番(川上博司君) まず、その1点目のオーダーメードにした理由が、その飯南町ですか、飯南町は29区画ぐらいやっているけれども、うちは1区画だけです。それも10区画あるうちの1区画だけをオーダーメードの市営住宅として提供するわけでしょ。残り9区画は民間が整備する住宅になるように聞いております。飯南町はあくまでもかなりの数をオーダーメードとして提供して、29区画ぐらい建てる。それによって飯南町に移住したい、定住したいという人が増えたという理由もあって高梁市ではこのオーダーメード住宅をしたんかという理由、あくまでも行政が考えて役所内で考えた定住促進のための市営住宅だということでいいのかというのをまず1点確認したいと思います。 あと、25年の理由をさらさらっと言われたけれども、結局その1,800万円の部分がオーダーメードでやると、あれもこれもと言うたらなかなかオーダーメードの希望を全て受け入れるわけにはいかないと思うんです。物価高騰で建築資材も上がっておりますし。その辺も含めて1,800万円ぐらいに収まるようにしようと思ったら、これは駄目、あれは駄目、これはいいけどこれは駄目ということで、なかなかニーズに全部応えられないんじゃないかなという危惧を持っておりますが、その辺も含めて25年にしたということだったけれども、その辺の理由をもう少し詳しくお尋ねしたいと思います。
○議長(
石田芳生君) 妹尾土木部長。
◎土木部長(妹尾英利君) まず、飯南町さんの話を少しされましたが、飯南町さんは平成22年から着手をされておられまして、もう既に10年が経過をしております。このうち、年度ごとに数棟ずつを建てていって、先ほど議員おっしゃられました二十数棟を現在整備されておるということでございますので、それなりの経過を積んでいる。当然、高梁市といたしましても、やはり今回の1例をもって、どれだけの方の需要があるか、こういったことも判断の上で今後の展開もしていこうというふうに思っております。 先ほどの場所の話も少しされておられましたが、今整備をしております旧鶴鳴保育園跡地は10区画ございまして、そのうちの1つでございます。ここにした理由は、やはり同じような方々がそこへ今後建築をされていくという中で、やはり一緒に生活をしていただくということで、同世代の中でコミュニティーも醸成されていきますし、そういう関係からその場所も選ばせていただいております。今後はもちろん、様々な展開を考えていく必要があろうかと思います。 それから、25年のことで再度ということでございますが、先ほど申しましたようにニーズというのは特に聞いてはおりませんが、やはり当然魅力あるものを作成しなきゃいけないということ。それから、皆さんの経費の負担の部分ということでもございましたが、その分につきましても当然オーダーメードでございますので、幾らか想定よりも増えるところもありますし、それから個人の趣味の中でこの部分についてはグレードを高めていきたいというところもあろうかと思うんです。こういう部分につきましては、それぞれの方々の御負担をいただく中で調整を図っていきながら追加していきたいというふうに思っております。以上です。
○議長(
石田芳生君) 川上博司君。
◆15番(川上博司君) 3回目で最後になりますが、25年の理由で、最後のほうに自己負担してくれと言われましたが、オーダーメードするけれども、この部分は市は負担できませんよというたら、その部分は自己負担で。例えば全部木材にしたいんだと言われてるけどそれはできません、木材に全部するのは自己負担でしなさいということで、そのほかの分は持ちますよとそういうふうに聞こえましたよ。 ニーズに合わせたと言うたら、合う分と合わない分で負担を分けるということでしょ。それがすごい分かりにくいのと、この25年にした理由が、今の説明じゃ僕には全然理解できません。 それで、残り9区画に入った人とコミュニティーで接点ができるからいいんだと言われたけど、その残り9区画が民間の開発でできるかどうか分かりませんけれども、それ、何か理由がよく分からないなあ。そのオーダーメードで入られる方が、残り9画に入られる方とのコミュニティーが図れるからいいんだというその理由が全然分からない。それで、1区画で仮に成功して、そこでまたオーダーメードだったら高梁市へ定住したいというふうになるなら、また考えるということでしょ、飯南町みたいに。その辺も含めてもう一度、最後の質問ですけど、お願いします。
○議長(
石田芳生君) 妹尾土木部長。
◎土木部長(妹尾英利君) 説明が十分でなくて申し訳ございません。 まず、25年の根拠でございますけど、きちんと言えばよかったです。 まず、私どものほうである程度の形、基本的なプランというのは想定をしなければいけないと思っています。これは、今思っております建物の基本形の中で、様々皆様方の好みが反映できる部分は反映をしていくということでございますので、例えば間取りについても、ここに壁がないほうがいいとかそういう形で進めていきたいということです。 その基本的な形というのは想定した金額を持っておりますので、その中でしていただけるものについてはその範囲の中でやっていただければいい。ただ、先ほど言いましたように、例えばお風呂について超豪華なお風呂が欲しい、ジャグジーが欲しいというような話になると、当然御自身の御負担をいただく必要が出てきますので、そういう意味でございます。だから、これを木にする、鉄にするとかという話とはまたちょっと違うということで、説明の仕方が悪かったです。 それと25年の考え方でございますけど、その中で、想定した金額が家賃の収入と、それから私どもの想定しております様々な中での収入、それを足していきましたものが今想定している建築費と基本的には同額程度になるということが25年で想定をしておりますので、その期間ということで25年を設定したということでございます。 次に、コミュニティーの件について、1つだけあそこへということでございますが、当初は別のところへ計画をしておったということをいつぞやの段階でお話ししたかと思います。そこでいきますと、やはり外から来られた方がなかなか交わりにくいということもございますので、やはり同世代の方がおられるような場所のほうが、今後の暮らしやすさ、それからそこからまた、高梁市は非常にいい感じだよということで発信をしていただけるということで、そういった効果も含めてあの場所を選定してるということでございます。以上です。
○議長(
石田芳生君) 次に、金尾恭士君の質疑を願います。 金尾恭士君。
◆1番(金尾恭士君) 私も議案第81号でまず1番、第2条第1号の中で、市が入居者の希望を取り入れながら設計し設置する建物とありますけれども、先ほども建築コストのことが言われておりました。建築コストはどこまで許容されるのか。ZEH、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスを今後は同様の住宅の基本としていくのかどうか。 それから2番は、先ほど川上議員が御質問なさいましたので、これは取り下げさせていただきます。 3番の第5条第3号中に、いずれもが39歳以下の夫婦とありますが、この39歳の根拠を問います。 それから4番、これは第10条中の連帯保証人について、国土交通省は平成30年から2回保証人の取扱いを検討するように全国の自治体に要請しているというふうに伺っております。その要請に応えて、令和4年4月1日現在で23.4%が連帯保証人を廃止されている。これは11月27日の山陽新聞に出ておりましたが、こういったことについて高梁市は今後どういう方向か、廃止の意向はないのかどうか。 それから5番、第22条第2項中に、入居者は定住住宅を退去する場合は当該定住住宅を原状に回復しなければならないというふうにあります。25年にわたって、やむを得ず退去しなければならない場合に、どこまで原状回復させるのか、その4点について教えてください。
○議長(
石田芳生君) 妹尾土木部長。
◎土木部長(妹尾英利君) お答えをさせていただきます。 まず、入居者の希望を取り入れながらということでございます。建築コストがどこまで許容されるかということでございますが、現在、民間の建設会社のほうで見積もっていただいとる額から想定をしておりますのは、約3,000万円少々ということで考えております。 それから、ZEHのことでございましたが、当然、現在ZEHの基準に省エネ基準が変わりつつありますので、当然今後新築していきます市営住宅につきましては、国の制度的な問題、それから補助金等の活用、それから財政的な問題等々ももちろん確保するのが前提でございますが、当然、ZEH、ZEB化していく必要があろうかと、これで検討していく必要はあると思っております。 それから、39歳以下の御夫婦の根拠ということでございますが、これは各
地域に現在設置をしております市営の
地域優良賃貸住宅というのがございます。これはいわゆる子育て住宅というふうに呼んでおりますけど、こちらのほうの基準が、裁量世帯に該当します若者世帯に照準を合わせるということで、これに基準を合わせて39歳以下ということにさせていただいております。 それから、連帯保証人の件でございますが、確かに平成30年度で国土交通省のほうからは、入居の際の取扱いということで出ておるようでございます。これは各自治体、それぞれの事業主体の判断ということで行われておるようでございます。その一方で、令和2年4月に民法も改正されておられまして、連帯保証人の責任分野が若干緩まっております。これは補償額が今まで無限の補償でございましたが、極度額が設けられているということでございまして、そのあたりの緩和もなされております。 こういった中で、本市におきましては、当然家賃の債務ということもございますが、もし、何かありましたときに実施的な緊急時の連絡先等々対応していただくことで、迅速に様々なものが処理ができるということを想定しておりますので、現在連帯保証人というものをなくすということについては考えておらないところでございます。 それから、退去の場合の原状回復ということでございますが、当然25年後に退去されるということになりますと原状回復をしていただく。あってはならないんですが、途中退去ということもあるかも分かりません。この場合につきましては、経年劣化でございますとか通常の使用によります損耗、消耗等につきましては、入居者の負担は求めないということでどの住宅も行っております。例えば、具体的には畳が通常使用で消耗しているような場合でありますと、御本人の負担を求めずに市のほうで修繕をするということでございますので、故意の破損でありますとか、増築で例えばカーポート建てられたというようなことがある場合は、撤去していただくというのが基本的なところでございます。以上です。
○議長(
石田芳生君) 金尾恭士君。
◆1番(金尾恭士君) 2025年には政府のほうもZEH化というのがかなり進められているというふうにも聞いております。そういった中で、あと3年ほどすれば市営住宅、それから普通の住宅もZEH化、こういったものが目の前に来ているというような状況だと思います。 市内業者、これは使われなければならないと思うんですけれど、今このZEH化の工事ができる市内業者の数、何社ぐらいありますでしょうか。 それから、もう一点、連帯保証人の件について、無限の補償はないというようなことが言われましたけれども、やっぱり廃止という方向で、滞納というのはそれは分かるんですけれど、そういった方向で定住住宅、高梁市に来てくださいというようなことを全国に呼びかけていく中で、連帯保証人は入ってもらわないといけませんよというのは、その辺で非常に大きなハードルができてくるんじゃないかと思うんですが、そのあたりはいかがでしょうか。
○議長(
石田芳生君) 妹尾土木部長。
◎土木部長(妹尾英利君) まず、ZEHができる市内業者ということでございますが、申し訳ありません、現在把握はしておりませんので、またお答えはさせていただければと思います。すいません。 それから、連帯保証人の廃止ということでございますが、先ほど言いましたようにやはり緊急時等の対応ということでは、連帯保証人さんが迅速にしていただけますし、責任持って対応いただけるということもございますので、今後検討していく必要はあろうかと思いますが、現在のところはどの住宅におきましてもお願いをしておりますので、現行はこのままでいかせていただきたいと思っております。以上です。
○議長(
石田芳生君) 金尾恭士君。
◆1番(金尾恭士君) 1番のところのZEHのところになりますが、ZEH化を市が進めていくのであれば、何社市内にZEHの工事ができる会社があるのか。大体私は3社ぐらいじゃないかなと今思っているんですけれども、そういった調査をされて、またそこでこういった市もこれからZEH化をしていくので、市内の業者に対してはそういう資格を取っていくというような助成も必要になってくるんじゃないかと思いますが、そのあたりしっかり把握をしていただいてこういった取組を進めていっていただきたいと思います。3社ぐらいだと思いますが、そのあたりはどのように把握されておられますか。
○議長(
石田芳生君) 妹尾土木部長。
◎土木部長(妹尾英利君) 先ほども言いましたが、申し訳ございませんが私は今把握をしておりませんので、また後ほど確認をさせていただきたいと思います。今後そういった業者が当然増えていっていただくというのは、環境上も必要であろうと思いますので、環境部署とも十分対応を取りながら進めていきたいとは思っております。以上でございます。
○議長(
石田芳生君) 発言は個人の御意見は控えていただいて、議案に対する質疑、疑問点を質疑する、そういう内容にしてください。 次に、伊藤泰樹君の質疑を願います。 伊藤泰樹君。
◆5番(伊藤泰樹君) 議案第81号の中でるる書いとるんですが、第5条入居者の資格について、(1)市外に5年以上住所を有しとありますが、5年という期間の必要性はどこから導き出されたのでしょうか。また、その5年という縛りが移住・定住促進の上で弊害となるのではないかと危惧します。5年の必要性の根拠と問題になるのではという懸念に関して答弁を求めます。 また、入居申込時に要件は書いてあるのですが、契約解除に関する条項が見当たりません。先ほど部長の答弁の中にもありました。入居者に魅力があるもの、個性がある住宅を設置されるということになると、ある程度契約解除に関しても条件を明記するべきではないかと思い、答弁を求めます。 また、第17条、入居者の費用負担義務の第1号において下水道の使用料とありますが、第3条、設置の第2項で示された位置は下水道区域ではございません。どういうことなのか、またほかに計画があるということなのか、答弁を求めます。 それから、第19条、迷惑行為の禁止についてですが、入居者がこれに違反し周辺住民から苦情が出た場合、周辺住民に対しては家主として市が責任を持って対応するのか、答弁を求めます。 そして、第22条、検査及び原状回復についてなんですが、入居者は退去する5日前までに届出とありますが、通常賃貸借物件の退去告知は1か月以上前になる例が多いんですが、なぜこのような短時間で退去の申出がいいのか。るる申し上げましたが、一括して答弁を求めます。
○議長(
石田芳生君) 妹尾土木部長。
◎土木部長(妹尾英利君) お答えをさせていただきます。 まず、5年以上という条件でございますが、これは5年に一度行われます国勢調査、この調査におきまして、前回調査時には他の自治体で集計をされた方、これが高梁市で入居されるときには確実に転入者としてカウントされるということを想定しておりますので、5年という期間を設けさせていただいてます。 ただ、この国勢調査につきましては、非常に重要なポイントを最近占めておりまして、中でも地方交付税の計算等の基礎にもこの数値が使われておるようでございますので、非常にこのカウントが重要であるというふうに認識しておるところでございます。 それから、途中退去等々の契約解除ということでございますが、こういったことにつきましては、細かい部分でございますので、規則への委任、それからお互いでの当然契約書を取り交わしますので、こういった中でお示しをさせていただいておるというのがこれまでの例でございます。 それから、下水道区域ということでございますが、これは先ほど議員おっしゃられましたように当然次の計画というのもそのニーズに含めて行っていく必要があろうかと思いますので、下水道区域においても整備ができるようにということで想定を入れております。 それから、入居者等々の迷惑行為への対応ということでございますが、当然、公営住宅でございますので、家主であります市のほうで通常の住宅と同じように、そういった方に対しまして、例えば文書でありますとか訪問でありますとか、迷惑行為等については処置をしていきたいというふうに思っております。もし、ひどい場合におきましては、中にも示させていただいておりますが、当然明渡し等というような処置も入れております。 それから、退去の場合の5日前までということでございますが、この5日前までといいますのは、当然、出られるときに検査を受けるということが条例の中にもあります。この検査の日程を調整するのが5日程度かなという想定をしております。契約書の中には、検査のときまでに、例えば損傷した部分でありますとか、増築した部分の撤去、こういった部分の原状回復については処置をとらなければいけない。その処置を取った上で、退去の申請をしてくださいということを通常させていただいてますので、条例上には示しておりませんが、そういったことを含めて、事前の受付ももちろん可能ということでございます。ですので、当然5日より前であろうとも当然構わないということでございます。以上でございます。
○議長(
石田芳生君) 伊藤泰樹君。
◆5番(伊藤泰樹君) 冒頭の5年ということに関して、国勢調査のことを出されましたが、その国勢調査、確かに交付税の算定の基礎にもなる大事なものであるというのは認識するんですが、その5年とかという国勢調査云々よりも、移住・定住の希望がある方に対してすぐ来てくださいよって言ったほうが高梁市にとって実がある話ではないのかな。場合によっては就職して間がない若い御夫婦なんかで貯金が十分にない御夫婦が家を持とうとしたときでも、高梁市にはこういう制度があるからマイホームが持ってますよっていう話もできると思うんです。ですから、国勢調査が5年に1回行われるから5年という根拠を持ったというのは、何の説得力もない話だと思うんで、それよりも高梁市に住みたいんだという希望がある方に関しては、随時受け付けますよっていうくらいこれに関してはハードルが低くてもいいのかなと。 それから、解除に関して規則の中で詳細を書いていきますということだったんですが、先ほど部長の答弁にもありましたこの建築費、大体3,000万円ぐらいを想定という話も出てきました。それだけの物件に対して投資をしていくものに関して、規則でうたっていくから大丈夫ですよっていうぐらいの認識ではどうなのかなというものを感じます。 それから、その下水道区域の中で、これがいい事例になれば次へ次へということになるのでしょうけど、高梁市の中で検証せずに始まるということよくあるんです。このやったことがよかったのか、悪かったのか。だから、その辺までちゃんと検証されて次に進めていただくように、その中で調整をちゃんとしていただきたい。 そして、最後に5日前に関して、その原状復帰を含めて検査を受けてという話があったんですが、やはり通常の賃貸借契約の場合でも1か月っていう退去期間を前に告知が書いてあるということは、それ相当の経験値があって1か月という数字が書かれていると思うんで、もう一回お伺いしますけど、5日前でなくってその退去期間であったり、原状回復を含めて1か月以上前の告知を求めるという文章に訂正が必要かと思うんですが、答弁を繰り返し求めます。
○議長(
石田芳生君) 妹尾土木部長。
◎土木部長(妹尾英利君) 届出が5日前までということでございますが、これはほかの高梁市営の公営住宅におきましても同じ運用を行っております。今まで特にトラブルも発生しておりませんで、事前に告知は当然していただくというのはさっき申し上げましたとおり契約書の中でもうたっておりますので、運用上は特に問題は生じないかと思っております。 それから、5年につきましては、先ほど国勢調査の話をさせていただきましたが、きちんとした明確な増ということを明らかにした上でそれが皆様方にお伝えできるというのは、やはりこういった数字上の話であるというふうに思っております。それが市政を今後進めていく中でほかの部分にも反映をしていくということが国勢調査では十分考えられますので、この国勢調査の重要性というのは我々は非常に強いものというふうに認識しております。その上での5年ということで設定はさせていただいております。 それから、今後の建設等についての下水道区域への建設についての検討ということでございますが、当然今後募集していく中で、応募されます市外からの応募者の方の御意見等についても、単純に応募されるだけではなくどういった経緯でそれを望まれているかというようなことについてもできる限り聞けることは聞いて、こういったことを今後の増築等に反映させていきたいというふうには考えております。 それから、規則じゃなくて条例にという質問ですが、これも先ほど申しましたように、これまで運用しておりますところについては特に問題は生じておりません。条例の中ではこれを必ず条例で定めなければならないということについては決まっておりますので、この部分についてはきちんと押さえさせていただいてるというふうに思っています。その他の詳細については、則規なり契約書の中でのお互いでの確認事項かなというふうに考えております。以上です。
○議長(
石田芳生君) 伊藤泰樹君。
◆5番(伊藤泰樹君) 今まで問題はなかったっていう話が今何回か答弁の中に出てきたんですが、今まであるわけないんですよ、オーダーメード住宅を造るのは初めてなんですから。こんな市が援助して家を建てる賃貸借契約は、初めてやるんですから。だからこそ、そこに対してちゃんとした告知も必要だし、条例の整備も必要だし、今までその賃貸借で市営住宅の明渡しの問題はなかった。あるわけないじゃないですか。 だから、新しいオーダーメード住宅、それだけのものを造るんだから、それだけのしっかりした規則であり条例であり告知義務が発生するんじゃないんですかってお伺いしている。だから、その辺はこの住宅の重みっていうのを、私すごくいい事例だと思っている。だからこそ、1回オーダーメードで建てた人、住んだ人は住み続けてほしい。簡単に退去してもらっちゃ困るんです。そんだけオーダーメードで作って、ある程度市も財政的なものの負担までして、住んでくださいと。だから、条例でもしっかり決めるし、退去に当たってはしっかり猶予期間を持って、ただ向こうが退去してくるから、はあ、そうですか、退去するんですかじゃなくて、その調整も必要でしょうし。 だから、そういうものは今までの公営住宅の明渡しについて5日前で十分だったから、今回からも大丈夫ですよって。それはそうかもしれないませんけど、私はそんな軽い住宅じゃないと思っているんです。だから、今までの公営住宅ではこうかもしれない。ただ、この住宅に限っては、これだけの猶予期間、申出期間が必要だと思うんですが、いかがですか。もう一回、答弁を求めます。
○議長(
石田芳生君) 妹尾土木部長。
◎土木部長(妹尾英利君) これまでもトラブルがないと申しましたのは、今回がオーダーメード住宅ということではございますが、住宅としての立ち位置は基本的には賃貸の公営住宅ということでございますので、その手続上の話としては特に現状の条例等々とイコールでも問題はないということで認識をしております。以上でございます。
○議長(
石田芳生君) 質疑の途中ですが、ただいまから10分間休憩いたします。 午前11時22分 休憩
~~~~~~~~~~~~~~~ 午前11時32分 再開
○議長(
石田芳生君) 休憩前に引き続き再開いたします。 次に、森上昌生君の質疑を願います。 森上昌生君。
◆6番(森上昌生君) 私も議案第81号についてお尋ねいたしたいと思います。 まず、1番で第2条第1項の市が入居者の希望を取り入れながら設計し設置する建物としているが、入居者の希望はどの範囲で設計に反映されるのか。また、その判断はどのような基準でなされるのかということをお尋ねします。 また、2番に、第2条第2項中の公営住宅法施行令第1条第3号の規定及び第5条第4号中、市長が別に定める基準の収入のある者としておりますが、この収入とはいかなるものか具体的な数字をお示しください。 それから3番に、第5条第2号中の定住住宅に25年以上居住する意思のある者とあるが、25年間家賃が全く変動しないとしても、約1,800万円という金額になるわけで、しかも退去時に原状回復することを条件とする家賃設定の根拠は妥当なものと考えるかということでお尋ねします。
○議長(
石田芳生君) 妹尾土木部長。
◎土木部長(妹尾英利君) お答えをさせていただきます。 まず、希望を取り入れながらということで、どの程度反映ということでございます。また、その判断基準等々ということでございますが、まず、先ほど申しておりました基本的な構造というのは、現在想定をしておりますのは2階建ての3LDKを想定しております。延べ床面積の想定では、約100平方メートルということでございます。 それから、先ほども少し申しましたが、入居者の方には幾らか設定をパターンにしまして、その中から、設計時から皆様方の希望を伺いながら、それを設計士と一緒に反映をしながら、建築に向けて進めていくというのが形として進めてまいるところでございます。 これもまた先ほどと同じようなことになりますが、設定した金額よりも超える場合、例えば、先ほど申しましたがグレードをいろんなところでアップしたいというようなことにつきましては、その部分は入居者の方の御負担ということでいただきたいと思っております。 それから、2つ目の市長が別に定める基準の額ということですが、これにつきましては、まず収入という部分では、入居者とそれから同居される方、この方々の過去1年間の所得金額の合計から様々なものを控除して、それを12で割った額というものが基本的な月額所得ということになっております。これは、
地域優良賃貸住宅と同等に考えておりまして、裁量世帯の月額の所得と同等を想定しておりまして、具体的には12万3,000円以上かつ48万7,000円以下ということで考えております。 それから、家賃の関係でございますが、先ほども申しましたように家賃につきましては25年で1,800万円ということで先ほど議員おっしゃいましたとおりでございます。これにつきましても、設定の根拠といたしましては、本年5月に完成をしております川上中央住宅の家賃が5万3,000円で設定をさせていただいております。現地が成羽ということでございますので、そういった
地域性の係数を掛ける。それからさらに、この家がZEHということでございますので、光熱水費が非常に安価になるというようなところで、この部分を加味した部分から6万円ということで想定をさせていただいております。 先ほど申しましたとおり、退去いただく時の処置等につきましては、経年劣化のものにつきましては市のほうで負担ということでございますので、御本人にはなりません。以上でございます。
○議長(
石田芳生君) 森上昌生君。
◆6番(森上昌生君) 今、3LDKの3,000万円ということが基本的な形になるわけですね。例えば、入居者の方の意向を含めて、どういうオーダーなら許されるんでしょうか。適当に自分はこういうものが欲しいと言えばそれをつけてもらえるということになるんでしょうか。 それから、この収入なんですけど、最低限が12万3,000円だと家賃が6万円ということで、それで生活できるような状況になるんでしょうか。その辺も疑問なんです。 それから、この25年経過したこの建物なんですけれども、これは最終的にはどのような措置を取られる予定なんでしょうか。
○議長(
石田芳生君) 妹尾土木部長。
◎土木部長(妹尾英利君) お答えをさせていただきます。 まず、オーダーメードの範囲でございますが、先ほど申しましたように基本形は準備はさせていただこうと思っております。その中で、当然壁の色でありますとか内装でありますとか、それから、基本は3LDKですが若干間取り等も当然変更する場合もございます。こういった基本的なところについては、想定をしております金額の範囲内でやれるものについてはやっていただければいいと思います。ただ、どうしても先ほど申しましたように高額で、この部分だけはこういったものが取り付けてほしいというような個々の御要望もあると思います。こういったところを加味できるのがオーダーメード住宅のいいところでございますので、これも入れさせてはいただくんですが、やはり基本的には市営の住宅でございますので、ある程度のところについては、御本人の負担をいただくということが必要になってまいりますので、その部分は御了解をいただいた上で、契約等の中でもきちんと明確にはしていきたいと思っております。 それから、最終的に25年を経過した段階のお話ということでございますが、当然様々な選択肢を設けて、譲渡というのも一つの選択肢には入れたいと思っております。それから、これは基本的には先ほど言いましたように収支のバランスということでございましたので、もう無償での譲渡ということでございます。それから、継続しての居住も可能ですし、退去していただくことも可能ということで考えております。 それから、収入が12万3,000円ということですが、これは裁量世帯ということでございますので、必ずしもその金額ということでございません。当然上限は、48万7,000円までございますので、この範囲の中の方ということでございます。以上です。
○議長(
石田芳生君) 森上昌生君。
◆6番(森上昌生君) 先ほどのオーダーメードということに関してなんですけれども、結局市が想定した3LDKの基本形は守ってほしいということになるんでしょうか。それとも、その基本形から外れても自分が自己負担すれば自分の好きな家が建てられるという形になるんでしょうか。その辺をお伺いしたいと思います。
○議長(
石田芳生君) 妹尾土木部長。
◎土木部長(妹尾英利君) お答えをさせていただきます。 当然自己負担部分もあるんですが、やはり敷地面積も限られておりますので、基本的にはその中に収まるものを想定しておりますので、例えばそれが5LDK、6LDKというわけにはなかなかまいりませんので、基本はそこかと考えております。以上です。
○議長(
石田芳生君) 次に、石部誠君の質疑を願います。 石部誠君。
◆10番(石部誠君) 今次々と何人かの方が質問されたので、簡単に質問したいと思います。 一番最初に、もうそもそも論で1つお聞きしたいんですけれども、この制度設計の理由です。定住を進めるためとPR効果があると、この2点を簡単に言われたんですけれども、この定住を進めるっていうのは1回きりじゃないと思うんで、今後どういうふうにこれが発展していって高梁市の定住につながっていくのかということ。それからもう一点、満期時の対応のことなんですけれども、25年、1,800万円を払った場合、無償で土地建物が譲渡されるということのPRということが目的ならば、例えばそれがもっと前面に出されるべきだし、先ほど伊藤議員から契約解除のこと、それからやっぱり満期時の対応については、ここの条例の中にきちんと明記するべきだろうというふうに私は思います。どうでしょうか。
○議長(
石田芳生君) 1番の質問ですね。
◆10番(石部誠君) 1、2、3一緒にもうやってます。もう皆さんやられましたんで。
○議長(
石田芳生君) 妹尾土木部長。
◎土木部長(妹尾英利君) 今後の発展ということでございますけど、当然先ほど申しましたが、やはり応募される方の状況も少しは確認をさせていただきたいと思いますけど、非常に魅力のあるものだというふうにもちろん考えておりますし、定住にはこういったことが絶対必要だなということで、我々も一生懸命やっております。ですので、やはりいろんな
地域の中でも広げていく必要はあろうと思います。当然、戸数の増加というのは視野に入れてやっておる次第でございます。 それから、満期時でございます。このことにつきましては、条例の中にどこまで示すかということもあるんですけど、これはやはり契約上の話ということで、当然PRはさせていただこうとは思っておるんですが、選択肢の中身の状況につきましては、契約の中で皆様方とお話をした中でどういう形をするかというのは示す必要があろうかと思います。これにつきましても、入居の時点でもう決めていただくということではなくて、やはり25年という歳月がありますので、その中での生活サイクル等でいろんな状況もあろうかと思います。その間にどういった選択をするかというのは確認をして、決めていただければいいと思っておりますので、そういう方式でやりたいと思っております。以上です。
○議長(
石田芳生君) 石部誠君。
◆10番(石部誠君) 土地が50坪だとします。それであの辺の土地の値段が分からないんですが、坪15万円なら750万円ぐらいの資産価値がある土地、それから建物が3,000万円、3,750万円の資産を、そこへ4人家族の方が1世帯入ってきました。それで1,800万円を25年かけて払う。その間の固定資産税は入りません。それから、火災保険も払わなくていいですよね。というような中で、これ定住で言えば1戸しか入らなかったら、結局4人しか増えずに、市からの持ち出しって3,750万円の初期投資が要って、それ以降も固定資産税や火災保険料など、持ち出し部分があるわけじゃないですか。これで本当に定住と言えるのかどうか。例えば1戸決まったとしますよ。入られる方が。それで、どうPR効果があるのかというのが、本当にそういう意味では、費用対効果が問われるような中身だろうと思います。 それで、例えばもうここで具体的に10件ぐらいの問合せがあるとか30件ぐらい問合せがあるとかというようなことで、具体的にそういった問合せがある中で、じゃあ次は、例えば成羽にしたのは、成羽とか阿部に大きな企業があって、市外からたくさん昼間働きに来られる方がいらっしゃる。そういった方を例えばターゲットにするとかということであればそういった
地域なんでしょうけれども、例えば立地適正化計画で、拠点、拠点で、いわゆる一番困ってるところ、人口が減ってきて集落機能が落ちてきているところへこういう施策をするのであればある意味納得はできますけれども、少なくとも市民センターとか
地域局とかというところへ団地的にその10区画とか20区画とかというふうにするっていう素案が今後あるのかどうかということと、あと、家を建てるのに3,000万円ぐらい予定されてるということなんですけれども、これは国からの補助金か何かがつくんでしょうか。市から丸ごとこのお金が出ていくような形になるんで、そこをお尋ねいたします。
○議長(
石田芳生君) 妹尾土木部長。
◎土木部長(妹尾英利君) お答えをさせていただきます。 まず、金額的な試算の部分でございますけど、これは冒頭にも申し上げましたとおり家賃の収入、それから様々な関係の交付税等々の関係の歳入、それから建築費、合わせてレベル的にしております。その他の経費につきましては、これも先ほど5年ごとの国勢調査の話もさせていただきましたけど、当然人口増加に含めて、そういったところの増も少しは見込めるわけでございますので、こういった部分を充てていけば、特にバランスが崩れるということでは想定は現在しておりません。 それから、いろいろと要望があったかどうかということでございますけど、まだ当然こういったことをやるということもPRもしておりませんし、今後このものが固まりますと、これから様々な方法を使ってPRをしていきます。こういった中で、いろんな問合せでありますとか今後の発展、先ほども言いましたが応募された方からの御意見等も伺いながら、当然、それも参考にしてやっていく必要があろうかと思います。ですので、現段階で、こういったお問合せがあるとか、こういったお尋ねがあるということではありません。 それから、今後の建設をしていく市内での展開ということだろうと思いますけど、これにつきましてはおっしゃいますとおりで、高梁市には立地適正化計画も立てて居住誘導を図る区域でありますとか、それから当然その中には高梁市独自に
地域拠点ということで、先ほど議員もおっしゃいました
地域局があるような部分、こういった部分については、やはり各
地域のサテライトとなる部分ですので、今後の発展も必要だと思います。こういったとこも含めながら、今後の計画については当然していきたいと思います。 ただ、団地化ということになりますと、やはり一度にたくさんのものということにはいきません。先ほど申しました先進地であります飯南町さんのほうへ職員も行きまして、いろいろお話も聞いてきておるんですが、こういった中でも、建築コストの話でありますとか戸数が増える管理の話、それから建てた上での維持補修の話等々課題もありますので、こういったところもよく確認はしながら、戸数等々については考えていく必要があろうかと思っております。 それから、財源として補助金というのは特に充てておりませんで、基本的には起債を充当しようと思っております。以上です。
○議長(
石田芳生君) 石部誠君。
◆10番(石部誠君) 雑駁に言うと、3,750万円で4人来ていただいて、すぐ決まってしまえばPR効果も何もないようなことで、1戸だけで終わって25年たったらあっこにそうじゃったよなというようなみっともないようなことにはならないように考えられているとは思うんですけれども、そこをもう少し具体的な説明をしていただけたらと思うんです。できなければ、これ以降しっかりもんでいただいたらいいと思うんですけど、もう一回だけ具体的にこういう青写真を持っているというのをはっきり言えるところがあればお願いいたします。
○議長(
石田芳生君) 妹尾土木部長。
◎土木部長(妹尾英利君) 現在では当然、先ほど言いましたように特にどなたから意見を伺ってるとか、これを高梁市が今後取り組んでいくということを公にはまだしておりませんので、もちろんそういう話はないと思います。 ただ、今言われました1戸と言いながらもその方々が入られることで、そこからの様々な発信でありますとか、今後その方々の御意見も伺いながら、当然含めて各
地域、
地域の選定というのはなかなか先ほど言いましたいろんな状況もありますし土地等の問題もありますので、検討していく必要はあろうかと思います。これ1戸でストップするなんてことはとても考えておりませんので、定住がより促進できる形で、当然財政的なものもありますが、そういったとこも加味しながら検討はしていくというふうに考えております。以上です。
○議長(
石田芳生君) 以上で通告による質疑は終わりました。 ほかに御質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
石田芳生君) ほかになければ、次は議案第82号の質疑を行います。 まず、森和之君の質疑を願います。 森和之君。
◆7番(森和之君) 川上診療所を含めた施設を成羽病院の附属化とするという条例でありますが、これは運営方法の改正であるんですけども、高梁市のほうではの高梁市医療計画の中でしっかり
地域医療のことに関してもまれた経緯があります。 少し心配されることは、その中でひょっとするとこのことがもう語られていていたのかなと思うことがまず1点と、また当然持続可能な
地域医療となるべくこういったものをするんでありましょうが、当然指定管理者の旭川荘としっかり協議がなされているのか、これが1番の質問です。 2番は、成羽病院附属となりますが、成羽病院は公的な病院であります。公的な病院でなかなか利益を出すことは難しいというのは、全国自治体での例を見て明らかでありますが、ただでも公的病院の担う役割というのは本当に大きなものがあると思うんで、これから成羽病院がそのことに関して担う役割など、具体的な説明を求めます。
○議長(
石田芳生君) 蛭田
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(蛭田俊幸君) それでは、私のほうからは医療計画と指定管理者との協議につきましてお答えをさせていただきます。 まず、高梁市医療計画についてでございますが、この計画は、
地域医療はまちづくりを基本理念に、持続可能な
地域医療体制の構築に向けまして将来の目指すべき姿を共有し、
地域全体の連携した取組を推進するために作成したというものでございます。 医療分野に関しましても、市全体の方向性、それから取組等を定めたものでございまして、個別の医療機関の在り方を記したものではございません。ですから、医療計画には今回の川上医療センターに係る附属化等の具体的な内容の記載はございません。 ただ、医療計画では住民の医療需要が変化しても適切な医療を受けられることを基本方針の一つに掲げております。今回の附属化はこの基本方針に基づき医療機関間の連携強化を図ったものでございまして、医療計画に沿ったものというふうには考えております。 それから、指定管理者との協議についてございますが、指定管理者とは以前から定例的な会議を年2回開催しておりまして、そこでは施設の運営に関してのみならず、人口が減少する中、市西部
地域における医療・介護を安定的に確保していくためには何が必要か、こういった
地域課題についても協議してきております。そうした議論を進める中で、
地域包括ケアの拠点である川上医療センターが、令和6年8月に指定管理期間の満了を迎えることを見据えまして、令和2年10月からは医療センターの在り方について、おおむね1か月に1回のペースで協議を重ねきたというのがこれまでの経緯であります。以上でございます。
○議長(
石田芳生君) 渡辺
病院事務長。
◎
病院事務長(渡辺丈夫君) 2点目の質問に関しましては私のほうからお答えさせていただきます。 成羽病院の役割というところでございます。 成羽病院は、基本の考え方の中でも御説明させていただいておりますが、市西部
地域の核となりまして、
地域一体的にかつ安定的に
地域医療を維持していくことというふうに認識してございます。公立病院でもあります。それから、国保としての役割、僻地医療拠点病院としての役割も持っておりますので、その役割を果たしきたいと考えております。 川上医療センターの運営につきましては、指定管理ということになりますので、まずは経営面での負担を少し軽減させていただくということから、
地域の医療・介護サービスの提供を安定的に実施していきたいというふうに考えてございます。以上です。
○議長(
石田芳生君) 森和之君。
◆7番(森和之君) それでは、返しの質問にさせていただきます。 当然成羽病院附属とすることで、この課題等に向き合うわけでありますが、医療・介護専門職の確保が今両病院とも非常に困難になっております。これを行うことによってそれが継続的に持続可能なものになっていくのか。また、その医療・介護に携わる人間のスキルアップがまず望めるのかということがまず1点と、もう一点は、川上診療所においては交通手段も非常に通う人が不便になっている問題も一般質問の中で語られました。そういうことも当然含めたしっかりとした連携を持って
地域医療を進めていくという考えでよろしいでしょうか、質問します。
○議長(
石田芳生君) 渡辺
病院事務長。
◎
病院事務長(渡辺丈夫君) お答えさせていただきます。 人材確保の課題というところの御質問でございます。 成羽病院におきましては、これまでも岡山大学、それから県との連携を密にして人材確保に努めてきたところでございます。 それから、川上医療センターを運営していただいておりました旭川荘さんにつきましては、旭川荘厚生専門学院を擁しておられまして、また川崎医療福祉大学とも深いつながりを持っておられるというふうに認識しております。今後、相互連携、組織を超えた連携を取っていこうということもお話しさせていただいておりますので、人材確保におけますそういうチャンネルが増えていくというところでは、期待をしておるところでございます。 また、スキルアップというところでございますが、これにつきましては現在もありますけれども、機器の共同利用でありますとか、検査を頼まれるというようなこともございますので、そういう中で診療に当たる中でスキルアップも図っていけるものではないかというふうに考えております。それから、検査とかの件数が増えるということがもしかないましたら、今後、研修医から選んでいただける病院になれるものと、ここの病院では検査件数いっぱいやっておるなということで研修医も来たくなるような病院、そういう病院を目指していきたいというふうに考えてございます。 それから、交通手段につきましては、現在のところ具体の考え方を持ってるわけではございませんが、成羽病院、それから川上診療所におきましても、今後例えば研修医の方が来られたらどうするか、医師住宅の確保をどうしていくか、それから先ほど議員がおっしゃられましたような交通手段のことも含めまして、どういう形が一番医師の確保につながるのか、それから医療人材の確保につながるのかという観点で研究してまいりたいというに考えております。以上です。
○議長(
石田芳生君) 森和之君。
◆7番(森和之君) それではもう一点、どうしてもこの
地域は本当に高齢化という問題がこれから先大きな課題となっていくのでありますが、そういう高齢化の問題も含めた上で、こういったものの連携が図られているんでしょうか、質問します。
○議長(
石田芳生君) 渡辺
病院事務長。
◎
病院事務長(渡辺丈夫君) 高齢化につきましてはこの
地域のみならず、県下それから全国的にも課題となっておるというふうに認識してございます。今現在、病院で研究しております経営強化プランの中でも、今後の人口推移がどうなるのかというところも基本になるというふうに認識してございます。 今回の附属化に関しましては、その先も見据えたところで
地域全体を一体的に考えていきたいということを基にこういう方針を取っておるということで御理解いただきたいと思います。以上です。
○議長(
石田芳生君) 質疑の途中ですが、午後1時まで休憩いたします。 午前11時58分 休憩
~~~~~~~~~~~~~~~ 午後1時0分 再開
○議長(
石田芳生君) 休憩前に引き続き再開いたします。 次に、伊藤泰樹君の質疑を願います。 伊藤泰樹君。
◆5番(伊藤泰樹君) 先ほどに引き続き議案第82号についてなんですが、122ページで、高梁市川上医療センター条例の第1条で
地域包括医療の拠点という表現が、
地域包括ケアの拠点と改められております。医療をケアとした理由を問います。 また、125ページ、高梁市認知症対応型共同生活介護施設条例
新旧対照表の中で、改正案第8条第3項中に、利用料等及び費用は指定管理者の収入として収受させることができるとあるが、これは前回の話でいけば、成羽病院の事業会計の中に入るんではなかったかなという思いでおるんですが、どういう場合に指定管理者の収入として収受させることができるのか。できる条例なんですが、それについて2点説明を求めます。
○議長(
石田芳生君) 蛭田
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(蛭田俊幸君) それでは、私のほうからお答えをさせていただきます。 まず、1点目の御質問、
地域包括医療の拠点を
地域包括ケアの拠点に改めた理由でございますが、平成17年頃から
地域包括ケアシステムの考え方が国から示されまして、川上医療センターにおきましても、医療、介護、介護予防、住まい、生活支援、これらを包括的に確保する体制によりまして、高齢者等の生活を支える仕組みづくりに取り組んでおられます。医療だけなく、介護、福祉、在宅ケア等幅広い機能を有する拠点施設であるという現状を正確に表すために、この改正を行うというものでございます。 それから、次の認知症対応型共同生活介護施設条例の御質問でございますが、これにつきましては、市が設置する認知症対応型共同生活介護施設は市内2か所ございます。今回、新たな運営方法に移行するグループホームやすらぎ荘と、もう一つは備中町平川に位置しておりますグループホームびっちゅうがございます。このうち、グループホームびっちゅうの指定管理者は医療法人福寿会でございますが、引き続き利用料金を収受する方式での指定管理を継続しますので、この規定を残しているというものでございます。以上でございます。
○議長(
石田芳生君) 次に、石部誠君の質疑を願います。 石部誠君。
◆10番(石部誠君) 前段でほかの議員さんが
議案質疑を行ったので、大ざっぱな感じでイメージで言うと、もともと川上医療センターが独立採算制で
地域でしっかりやっていただいてました。それで、先ほどの他の方への答弁の中で指定管理先の経営負担を減らすというような意味もあって、今回成羽病院さんがここを一緒にやられるということになるということは、指定管理先の経営の負担が減る。ということは成羽病院の経営の負担が増えるということへと簡単に言うとつながっていくんだろうと思います。 それで、成羽病院自身がこれから経営の負担がどんどん増えていけば、高梁市に対して支援をしていただかないといけないような形になってくるということが何となくイメージされるんですけれども、今回のこの条例改正によって、病院の運営や経営のメリットやデメリットを具体的にお答えいただきたい。また、利用者さんがいらっしゃるわけですから、この利用者さんや
地域のメリット、デメリットについてお話しください。
○議長(
石田芳生君) 渡辺
病院事務長。
◎
病院事務長(渡辺丈夫君) お答えさせていただきます。 石部議員さんの御質問で、経営の負担が市の負担につながるのではないかというような御質問でございますが、この経営の負担と申しますのは、あくまでもその事務的な部分の負担というふうに捉えてございます。これまでも旭川荘さんでは採算性を持った経営を続けてこられました。それから、大型の医療機器であるとか施設の大きい設備の整備につきましては、これまでもともと市の施設でありますので、市のほうでやっておったものでございます。そのあたりは今後も変わりませんので、財政的な大きな負担というような認識は持ってございません。 ただ、事務的な負担の部分では、例えば機器を購入するに当たっても、やはり病院の職員でやらなければいけないというようなところがありますと、事務的な負担は結構大きくなってくるかなというふうな考え方は持ってございます。 病院としてのメリット、デメリットというところでございますが、もともとその
地域の医療を一体的に安定的に維持していくという形を考えてございますので、デメリットということは特段想定してございません。メリットとしては、例えば川上医療センターでありましたら先ほどのひだまり苑というような施設が一つ増えるということで、病院の運営の中でもそういうチャンネルが一つ、考え方が広がっていくというところも一つのメリットにつながるんではないかなというふうには考えてございます。 あと、利用者様のメリット、デメリットでございますが、これは運営についてはこれまでどおり旭川荘さんで行っていただきますので、利用者様に特段のデメリットが生じるとは考えてございません。これからも引き続き質の高いサービスの提供をいただけるものというふうに認識してございます。以上です。
○議長(
石田芳生君) 以上で通告による質疑は終わりました。 ほかに御質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
石田芳生君) ほかになければ、次は議案第83号の質疑を行います。 まず、金尾恭士君の質疑を願います。 金尾恭士君。
◆1番(金尾恭士君) 私は議案第83号の第9条指定管理者の選定において、第1号から第3号までを定めた趣旨について、質問をさせていただきます。それについてお答えいただければと思います。
○議長(
石田芳生君) 蛭田
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(蛭田俊幸君) それでは、お答えさせていただきます。 老人保健施設ひだまり苑でございますが、この施設は平成12年に開設いたしまして、通所リハビリテーションやショートステイのサービスについても提供をいたしております。 このひだまり苑は、
地域包括ケアを進めていく上で拠点となる施設でございます。その
地域包括ケアの観点からも、これらの介護サービスを提供するには、医師の確保、それから
地域の他の医療機関また福祉施設との連携が必須でございます。そのため、第1号から第3号までにつきましては、指定管理者の指定に当たり、
地域包括ケアの充実と質の高いサービスを提供するために必要な選定条件として規定しているというものでございます。以上でございます。
○議長(
石田芳生君) 金尾恭士君。
◆1番(金尾恭士君) このひだまり苑においては、旭川荘が中心となって今も運営していただいているわけでございますけれども、この旭川荘の以前理事長でありました江草安彦先生の提唱のこういった医療・福祉、それから
地域医療、こういったものの趣旨が今後も担保されていくのかどうか、そのあたりをお聞かせください。
○議長(
石田芳生君) 蛭田
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(蛭田俊幸君) お答えさせていただきます。 先ほどの答弁の中でも、指定管理者である旭川荘とは定例的に
地域の医療問題も含めて協議を重ねております。そういった中で、ひだまり苑の今後の方向性については、これまでの考え方を維持していくというところで現在進めているところでございます。以上でございます。
○議長(
石田芳生君) 次に、石部誠君の質疑を願います。 石部誠君。
◆10番(石部誠君) 議案第82号で御答弁いただいた内容で納得させていただきましたので、議案第83号では取下げをさせていただきます。
○議長(
石田芳生君) 以上で通告による質疑は終わりました。 ほかに御質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
石田芳生君) ほかになければ、次は、議案第84号の御質疑を願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
石田芳生君) 別になければ、次は議案第85号の質疑を行います。 まず、川上博司君の質疑を願います。 川上博司君。
◆15番(川上博司君) ラ・フォーレ吹屋の指定管理ということでございます。 新たな指定管理者に至った経緯についてお尋ねしたいと思います。特に、どういう会社、団体が参加されたのか。そして、今回決定いたしましたこの下電ホテルさんはよく分かるんですけれども、株式会社ティー・シー・シーさんというのはどういう会社なのか。その辺の説明がなかったので、教えていただきたいということをお尋ねいたします。
○議長(
石田芳生君) 川内野
産業経済部長。
◎
産業経済部長(川内野徳夫君) それでは、お答えをさせていただきます。 まず、経緯ということでございます。 現在の指定管理者であります合同会社ラ・フォーレ吹屋は、平成21年4月から今日まで堅実な経営を継続していただいております。しかしながら、御承知のとおり吹屋は令和2年6月に日本遺産に認定されております。それから、今年4月には旧吹屋小学校がオープンいたしまして、観光資源として大きな発展を遂げているというふうに感じております。訪問客からは、さらなる飲食、物販、宿泊のレベルアップが期待されているというところでございます。 令和5年3月31日で現在の指定管理による指定期間が終了となるわけではございますが、公の施設の指定管理制度の原則に基づきまして、より経済効果の高い充実した施設にするために、民間事業者の有するノウハウを活用したサービスの向上と、行政コストの削減を図るために、創意工夫のある提案をいただくために広く公募をいたしたわけでございます。 公募の期間といたしましては、9月1日から10月11日までいたしました。公の機関の指定管理制度の原則は公募でございます。ラ・フォーレ吹屋は指定管理制度ができて以来、公募を一度も実施されておりません。このタイミングでもって広く意見を求めるよい機会との判断ということもございます。原則に立ち返って、公募を実施したわけでございます。 それから、参加された業者ということでございますが、現在の合同会社ラ・フォーレ吹屋と、議案で上げさせていただいておりますラ・フォーレ吹屋等共同事業体、ここから申請が出てまいりました。これ以外に視察に来られたのが4者、問合せが1者あったということでございます。 それから、ティー・シー・シーがどういった会社かということでございます。 株式会社天満屋が100%出資をしている天満屋グループの企業でございまして、昭和41年に天満屋家具室内装飾株式会社を設立し、その後2015年に社名を現在の株式会社ティー・シー・シーに改称されております。建築や空間デザイン、広告デザイン、イベント、ウェブ関係、不動産仲介などの業務をワンストップで対応できる会社であるということでございます。資本金が1億円、従業員が123名ということでございます。以上です。
○議長(
石田芳生君) 川上博司君。
◆15番(川上博司君) 公募の経緯を説明いただいたんですけど、今まで公募をしていなかった理由というのは、多分公募しなくても今までの指定管理者でよかったということで、ただ日本遺産に認定されて観光資源に力を入れて、ただそのとき、観光客からのニーズが食事を含めたアメニティーとかそういうサービス面でのレベルアップを求めたから、さらなるサービスメニューを追加した提案をしていただく形で公募に至ったのか、その辺の説明をもう一度お願いします。
○議長(
石田芳生君) 川内野
産業経済部長。
◎
産業経済部長(川内野徳夫君) それでは、お答えをさせていただきます。 先ほども申しましたように、日本遺産ということと旧吹屋小学校のオープンということで、観光客の方が多くいらっしゃっております。例えば、昼食が予約でなければ食べれないということもございまして、吹屋自体、土日になると結構昼を食べられないという方もいらっしゃいます。そういった一例でございますが、なかなか観光客の方のニーズに沿ってない部分もございまして、ここで公募をかけたということでございます。以上です。
○議長(
石田芳生君) 次に、金尾恭士君の質疑を願います。 金尾恭士君。
◆1番(金尾恭士君) 私も議案第85号につきまして、5点質問をさせていただきます。 1番の株式会社下電ホテル、株式会社ティー・シー・シー、ラ・フォーレ吹屋等共同事業体と記述があるわけですけれども、この共同事業体というものはどういった性質のものなのか。それからまた、運営の主体というのはどちらになっていくのか、そのあたりを質問させていただきます。 それから、先ほど川上議員も指定管理者の選定につきまして経緯を問われておりまして、堅実な経営というふうに部長のほうからもありました。堅実な経営ならばなぜ、指定管理者を変わらなければならないのか、そういったことも含めて御答弁いただきたいと思います。 それから、指定管理者選定審議会のメンバーが何人で、どういった方々だったのか。また、その指定された会社への意見、それから指定されなかった会社への意見、こういったものもお聞かせいただければと思います。 それから、事業計画書の内容、下電ホテル、それからティー・シー・シーの事業計画の内容があると思いますが、そういったものも教えていただきたいと思います。 それから5番目に、私も何度かラ・フォーレ吹屋も利用させていただいておりますが、確かに施設も老朽化している部分もあると思います。新たな指定管理者からこういった内外装工事、それから空調工事などの施設改修の依頼はあったのかどうか、そのあたりをお聞かせください。
○議長(
石田芳生君) 川内野
産業経済部長。
◎
産業経済部長(川内野徳夫君) それでは、お答えをさせていただきます。 まず、共同事業体とはどういったものかというお尋ねでございます。 共同事業体とは、複数の異なる企業等が共同で事業を行う団体のことでありまして、共同で特定の目的に沿った活動を行う場合や、共通の目標に向け資産を蓄える目的などのため、結成されるというものでございます。今回はラ・フォーレ吹屋の指定管理を目的として、株式会社下電ホテルと株式会社ティー・シー・シーの2社により結成されております。 運営の主体はどうなのかということでございます。指定管理者の指定の申請に当たりまして、株式会社下電ホテルが代表団体として申請されております。また、募集要項に基づき共同事業体を結成する場合、共同事業体協定書兼委任状の提出が必要となります。代表構成団体、株式会社下電ホテルで、構成団体が株式会社ティー・シー・シーというふうになるわけでございます。共同事業体は、債務の履行に対しまして共同で責任を負うということになります。 それから、施設の運営管理につきましては、株式会社下電ホテルがフロント業務の運営の主力を担います。株式会社ティー・シー・シーが広告、プロモーション及びキャンプ場、天文台などの宿泊施設周辺の再利用等を担うというふうな説明を受けておるところでございます。 続きまして、経緯の中で、堅実な経営をされていたのになぜかということのお尋ねでございます。 従業員の方は非常に一生懸命されております。先ほど申しました昼食の件、予約でなければいけないみたいなところは、会社の方針もあって現場の方がなかなか苦労されているということもお聞きいたしております。そういった意味からいたしましても、来年3月で指定管理の期限を迎えるわけでございますんで、今の状況を鑑みて公募にかけたということでございます。 それから、指定管理者選定審議会のメンバーということでございます。 審議会のメンバーは、6人で構成をされております。まず1人目が、公益社団法人日本観光振興協会総合研究所顧問でありまして、日本遺産の認定の審査に関わる方、この方に入っていただいております。それと2人目が、日本経済同友会代表幹事でトヨタレンタリース岡山の社長、それから岡山空港ターミナル株式会社代表取締役、それからJR西日本岡山支社長、それと岡山県観光連盟専務理事、それから市議会から産業経済委員長に審議委員としてなっていただいております。 こうしたメンバーをお選びした理由でございますが、今後吹屋が観光地としていろいろ全国に羽ばたくために、広い視野の方に審査していただこうということもありまして、この6名の方にお願いをいたしております。 それから、事業計画書でございます。 事業計画書には、管理能力や人員体制、収支計画、
地域一体となった経済効果を高めるための計画、独自のプロモーションやインバウンド戦略など14項目について出していただいて、それに基づいて審査をいただいております。 事業計画といたしまして、代表団体の株式会社下電ホテルは、鷲羽山下電ホテルやゆのごう美春閣の経営におけるフロント業務の経験値により、安心・安全に経営、管理運営できる点、それから営業ネットワークを持ち備えました誘客戦略、それからアウトドアアクティビティのノウハウを利用しキャンプ場、テニスコートの有効活用の提案などをいただいております。 また、構成団体であります株式会社ティー・シー・シーにおきましては、広告やプロモーション、そういったイベントといったことを得意にされておりますので、そういった提案をいただいております。 具体的な計画といたしましては、世代間交流や
地域の活性化、イベントの企画、学校と連携したイベントの企画、交流人口の増加を目指すといったようなこと、それから
地域の風習、伝統などの継承を進めるということで、あと
地域の環境整備については、地元の方にお願いして雇用促進を図るといったようなことでございます。 あとランチの拡大でありますとか、新たな視点、独自性といたしましては、これだけの今までの実績がございますので、首都圏、京阪神など、それから外国人観光客へのプロモーション、マーケティングといったこともやっていくということでございます。下電グループ、ティー・シー・シーが持つ営業ネットワークを生かした集客を図っていくということでございます。 それから、市に対して、内装工事、空調などの改修依頼があったのかということでございますが、新たな指定管理者からは、市に対しまして内外装工事、空調工事などの施設改修依頼は受けておりません。施設改修につきましては、大規模なものも含め、今後指定管理者と市で協議の上、検討してまいりたいというふうに思っております。以上です。
○議長(
石田芳生君) 金尾恭士君。
◆1番(金尾恭士君) もう一つ、例えば今旧吹屋小学校に全日空の関係の方も校長でいらっしゃいますし、観光協会にもおられる。それから、高梁市にも今、参与としてANAから来ておられる。そういったANA関係の方が、今回の下電ホテルとそれからティー・シー・シーといったところと、ANAあきんど、これが下電とティー・シー・シーをジョイント、共同事業体といったことに寄与されたというか関係されたということはありませんでしょうか。
○議長(
石田芳生君) 川内野
産業経済部長。
◎
産業経済部長(川内野徳夫君) そういった寄与されたということはございません。ただ、公募に関しまして、いろいろと呼びかけといいますか、どこからも公募がなくてはいけませんので、そういった活動といいますか、ぜひ申し込んでくださいみたいなことはやっていただいております。以上です。
○議長(
石田芳生君) 金尾恭士君。
◆1番(金尾恭士君) もう一つ、5番に申しました施設の改修依頼、これを見ますとティー・シー・シーは建築、総合デザイン、空間デザインといったものも非常に得意とされているところであります。ですから、今後こういった提案というのが、ティー・シー・シーのほうからもあるのではないかと思いますがそのあたりはいかがです。
○議長(
石田芳生君) 川内野
産業経済部長。
◎
産業経済部長(川内野徳夫君) ティー・シー・シーといたしましては、まずはプロモーションといいますか広告といいますか、そういったところにも力を注いでいただくということがあります。ただ、公募の条件といたしまして、市が改修する折には、改修に関わる御意見等に参画いただくということもうたっておりますので、当然こういうふうな改修をしたいというふうな協議の中には加わっていただくということだと考えています。 当然、運営している方がどう使うかというのを踏まえての改修だと思っておりますので、どういったところが公募でなったとしても、それは同じことだと思っております。以上です。
○議長(
石田芳生君) 次に、森上昌生君の質疑を願います。 森上昌生君。
◆6番(森上昌生君) 私もこの議案第85号について質問しようと思ってたんですけれども、川上議員、今の金尾議員がほとんどのことを聞いていただいたんであまり聞くことはないんですけれども、ただ現在の共同事業体の選定に至るまでの、現指定管理者との話合いというようなものがあったのか。それから、今後新たな指定管理者が地元との協働といいますか、そういうものがスムーズにいくのかどうかというようなところを含めてお答え願えればと思います。
○議長(
石田芳生君) 川内野
産業経済部長。
◎
産業経済部長(川内野徳夫君) お答えさせていただきます。 現指定管理者との話合いがあったかということでございます。 公募に入る前に、今の指定管理者の方と話をさせていただいております。 それと、新指定管理者が地元とスムーズにやっていけるかということでございます。今の希望といいますか、公募の条件にもいたしてるわけなんですが、今までの従業員の方、できるだけ雇ってください。また、地元の方の雇用もお願いしますというふうな、強制はできませんが、そういったことを条件にも出しております。そういうことになると、地元の方が加わっての運営ということになりますので、割合スムーズにいくのかなっていうふうなことは思っております。以上です。
○議長(
石田芳生君) 森上昌生君。
◆6番(森上昌生君) 聞くところによると、現状の従業員の方は、新たな指定管理者の下では働かないんだというような話も漏れ聞いておるんですけれども、そういうことも含めて、あるいは従業員とは関係なしに、地元の業者の方々、あるいは住民の方々とのその協働といいますか、そういうものも含めてあまり今の状況を見ると、本当に新しい方々が来たときにうまくいくのかなというような疑念を持ってるんですけれども、その辺いかがでしょうか。
○議長(
石田芳生君) 川内野
産業経済部長。
◎
産業経済部長(川内野徳夫君) 今の従業員の方がどうされるかというあたりは、私のところにもいろいろ入ってきております。先日、御本人と私も直接話をいたしました。新しいところの社長さんが、12月23日に詳しい説明をするということでございますので、まずはそれを聞いてから考えたらどうかということを申し上げております。 それと、協働できるかということでございますが、そういったことも条件の中に入れております。それと事業計画の中でも、
地域の方とのいろんな取組も計画されておりますので、協働できていくものというふうに考えております。以上です。
○議長(
石田芳生君) 次に、石部誠君の質疑を願います。 石部誠君。
◆10番(石部誠君) 川上議員、金尾議員、森上議員から質問がありました。ダブるようなこともあるかもしれませんし、私の感想を含めたような質問になるかもしれません。 まず、4つの質問ということで予定をさせていてでいただいていたんですけれども、3番の具体的なタイムスケジュールについては、3月31日まで経営をしてほしいということで言われているようであります。4月1日から、新しい方がされるようになっているんですけれども、物理的にどういうふうに頭の中で、しまう準備、それから新しく開いていく準備というのがどういうふうになっているのか少し教えていただけたら。
○議長(
石田芳生君) 川内野
産業経済部長。
◎
産業経済部長(川内野徳夫君) 今後のスケジュールということだと思います。 こちらにつきましては、本議会でこの議案が議決されましたら、早急に準備を進めまして、来年4月の指定管理の開始に向けてというふうな動きになってくると思います。 おおむね1月から3月までの間を準備期間として考えております。共同事業体の代表であります下電ホテルの代表取締役が、先ほども申しましたように今度12月23日に見えられます。そういったことで、今のスタッフと面談ということがまず最初になってまいります。そこで雇用の面も含めての話ということにはなってくるわけなんですが、そちらは御本人さんの判断ということもあるかと思いますが、1月から3月にかけまして両者で十分な話をしていただいて、オープンに向けて進めていかれるというふうなことを伺っております。 そうした中で、間に市も全面的に関与して、スムーズな流れになっていけばということで思っております。以上です。
○議長(
石田芳生君) 石部誠君。
◆10番(石部誠君) じゃあ1月から3月は指定管理が任されてないけれども、新しい指定管理者が入ってやっていくっていう二重な感じになるっていうふうに今聞いた感じではなるんだろうなと思うんですけど、それが正常なのかどうなのかというのが一つあります。 それから、もう少し物理的なもので言うと、例えばラ・フォーレ吹屋さんには、設備備品什器、いろんなものがあるじゃないですか。送迎の車とか。例えば、この写真は誰のもの、
地域の人からお借りしているもの、マッサージチェアは誰のもの、これも
地域の人からお借りしているもの、ベッドやシーツは誰のもの、これは取るのか取らないのか。什器や備品、食器、もういっぱい、細かいことでも鉛筆から消しゴム、送迎用の自動車まであるわけじゃないですか。こういったものの線引きとか撤去とかを運営しながら現実にやっていけると思ってるのかどうかというのがあります。というのが物理的なところです。そこをもう少し詰めていきたいと思います。 それから、そもそも論でいいますと、私自身が今回の指定管理で言えば最初川上議員からも出ましたように、本来ならば継続して運営していく。それから、例えば食事のことも具体的に一つ出されたんですが、こういった問題でも、今の指定管理者にもっとこうしてほしいっていうようなアプローチがあるのが普通だろうと思っています。 何となくこの新しい指定管理の方の何となく出来レースのようにしか見えないというのが私の率直な感想です。そこのところはどうでしょうか。
○議長(
石田芳生君) 川内野
産業経済部長。
◎
産業経済部長(川内野徳夫君) 引継ぎといいますか、そういったことが物理的にうまくいくかということの御質問でございます。 現在の指定管理、あくまでも来年の3月末までということになります。ただ、1月から3月まではそういった引継ぎを兼ねて、新しいところと協議を重ねながら、もちろん備品の整理でありますとかそういった具体的なことは出てくるかと思いますが、両者に協力していただいてスムーズにできるようにというふうには思っております。 それから、出来レースではなかったかということでありますが、そういったことではありません。公募をいたしまして、2者が応募されたということでございます。たまたま食事ということをも申し上げたんですが、先ほども申しましたが、現場のスタッフの方は本当によくやっていただいていると思います。 そうした中で、いろんなイベントでありますとか、小学校も含めたことをやりたいというふうなことをお聞きはするんですが、なかなか会社からの人の手配であるとか時間的には難しいとか、厳しい中でされてるようなこともございます。指定管理は公募が原則ではございますんで、この機にどういった施設がふさわしいかということで公募を図ったということでございます。以上です。
○議長(
石田芳生君) 石部誠君。
◆10番(石部誠君) 一生懸命やっていただいてるっていうのは同じ気持ち、共通の認識には私もあるんだろうと思います。今、代表でやってくださっている方は、17年前に高梁市に御夫婦で引っ越してこられて、宇治の町におうちを借りられて、御夫婦で住まれて、こちらで子供さんが2人できました。その方が高校生、中学生になっています。それで、まちづくりで、吹屋の町で一緒に何かイベント、行事等があったら、お互い連絡を取りながらどうやって吹屋の町をもっとにぎやかにしようか、元気なまちにしようかということを一生懸命一緒に考えてきた仲間の一人であります。特に17年前からですと、高梁とか吹屋自身が観光客がどんどん減ってくる中で、経営的な苦労をされてたわけじゃありませんか。 そういう中で、日本遺産の登録があったり、吹屋小学校の閉校、オープンがあったり、それでこれからっていうときに新型コロナで3年間、本当に営業が大変でした。こういう中を一生懸命
地域の人、商店街の人、吹屋の商店のそれぞれの方たちとやってきた方が、もう一回言いますよ、私はこれは出来レースじゃないかと思ってるんですけれども、いきなり本当に首を切られるようなやり方が、一番苦労してきた方ですよ、吹屋のまちで。そういう意味では。その方がこうやって切られることが、本当に今の高梁市のやり方だろうと思うんです。 目先の日本遺産や旧吹屋小学校のオープン、新型コロナが終わって、これからここで何となくお金の匂いがする、もうかると思ったら、大きな企業がやってきて、それをかっさらっていくみたいなやり方は、高梁市の今のこの力を合わせてまちづくりをしてきた方に対していかがなものかというふうに思うんですが、例えばそういったことが、この選定審議会、6人の方がいらっしゃいますが、吹屋に関わっている方はいらっしゃいません、1人も。吹屋の実情を分かっている人は1人もいません。そういう中できちんと共有できて、そういった話合いができたのかどうか。そこについてはどういう評価をされていたのかというのを教えていただけたらと思います。いかがでしょう。
○議長(
石田芳生君) 川内野
産業経済部長。
◎
産業経済部長(川内野徳夫君) お答えをさせていただきます。 先ほどから私も申してますように、スタッフの方は本当に一生懸命されております。ただ、指定管理者としてどこにお願いするかということは、その会社をどこにするかということだと思います。先ほど申しましたように、今受入れ体制として求められているという、本当にそういった施設なのかどうなのかということを考えた上では、やはりもう一度ここでどういった施設がふさわしいかということも含めて公募という手段を取ったわけでございます。 吹屋の実情が分かる人が審査員の中にいないということでございますが、逆にそういった方であると、現在のラ・フォーレの指定管理者のほうに目が向くということもございますので、公正な立場での方に審査員として入っていただいております。以上です。
○議長(
石田芳生君) 以上で通告による質疑は終わりました。 ほかに御質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
石田芳生君) ほかになければ、次は議案第86号の質疑を行います。 石部誠君の質疑を願います。 石部誠君。
◆10番(石部誠君) 場所は具体的には違うんですけれども、同じ方が管理されてるところで、例えばテニスコートがあったりキャンプ場があったりバンガローがあったり天文台があったり、昔は滑り台もありました。こういったところがあそこの一帯のパーツとしてあるわけですけれども、これって例えば、成羽
地域局がもう管理ができないからといって山に戻そうと、原野に戻したらいいんじゃないかということになってたとこです。 これをラ・フォーレさんを含め
地域の方がここをもう少し使えることがないだろうかということで、自分たちの手で有志が、草刈りじゃないですよ、もう山の伐採です。開墾ですよ、本当に。木を切って、あそこを使えるようにしました。こういうのはやっぱりそこで一緒にやろうという仲間が息づく中でできたことだろうと私は思っています。こういったことについて、もう一度、こういった営みが、森上議員が言われましたが、今後もきちんと継続していけると思われているかどうか、お願いいたします。
○議長(
石田芳生君) ばんやんカントリーハウスの質問ですよね。 (10番石部 誠君「ばんやん、隣接した
地域のことです」と呼ぶ)
○議長(
石田芳生君) ばんやんカントリーハウスの質問をしてください。 石部誠君。
◆10番(石部誠君) 分かりました。ばんやんカントリーハウスの経営状況ってどういうふうに今なっているか御存じでしょうか。知ってる範囲で教えていただけたら。
○議長(
石田芳生君) 川内野
産業経済部長。
◎
産業経済部長(川内野徳夫君) ラ・フォーレ吹屋と一体的に経営していただいているということでございます。 (10番石部 誠君「経営状況」と呼ぶ) 金額的なことですか。それは手元にございません。
○議長(
石田芳生君) 石部誠君。
◆10番(石部誠君) 新型コロナの関係で大変な中で、公的機関からの借入れが残ってます。 それから、新型コロナの関係で従業員さんの給料が払えないぐらいの売上げになってました。そういう中で、社会保険の延納の手続を取ってます。こういった問題をちゃんと捉まえてどうするのかということが、この指定管理者の引継ぎの中で、ちゃんと行政が捉まえておかないといけないことじゃないでしょうか。いかがでしょう。
○議長(
石田芳生君) 川内野
産業経済部長。
◎
産業経済部長(川内野徳夫君) 今おっしゃられたようなことは、私も理解をさせていただいております。コロナ禍において、市のほうも指定管理施設の事業継続支援金ということで、令和2年度に800万円、令和3年度に710万円というふうな補助をさせていただいております。 そうした中で、そういった審議がなされたかということでございます。審議会におきましては、そうした財務状況の資料も提出していただいた上での審議ということでなされております。以上です。
○議長(
石田芳生君) 以上で通告による質疑は終わりました。 ほかに御質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
石田芳生君) ほかになければ、質疑の途中ですが、ただいまから10分間休憩いたします。 午後1時45分 休憩
~~~~~~~~~~~~~~~ 午後1時55分 再開
○議長(
石田芳生君) 休憩前に引き続き再開いたします。 議案第87号の御質疑を願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
石田芳生君) 別になければ、次は議案第88号の御質疑を願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
石田芳生君) 別になければ、次は議案第89号の御質疑を願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
石田芳生君) 別になければ、次は議案第90号「令和4年度高梁市
一般会計補正予算(第6号)」であります。 まず、第1条
歳入歳出予算の補正であります。 質問される方は、
事項別明細書のページ数をお知らせ願います。 まず、歳入全般について質疑を行います。
平松久幸君の質疑を願います。
平松久幸君。
◆3番(
平松久幸君) 11ページの16款2項2目1節の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金について、交付金を使う主な事業は何か。 続きまして、電気代の高騰により市民や事業者は苦労している。他市では、電気代への支援をしているところもあるが、こうしたところへの交付金の活用を考えなかったのか。 続きまして、15ページの雑入のその他の雑入について、土地開発公社の残余財産ということであるが、どのような経緯でこの金額が残余になったのか。また、この残余金はどのように活用されるのかをお聞きします。
○議長(
石田芳生君)
北畑総務部長。
◎
総務部長(
北畑太一君) お答えを申し上げます。 まず、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の使途と、あとは電気代等の支援に当てられないかという御質問でございます。 まず、その使途につきましては、今回エネルギー、食料品等の価格高騰の影響を受けた生活者や事業者支援ということで配分されたものでございます。具体的に、今回の
補正予算におきましては、1億1,281万7,000円を財源として計上させていただいております。 主な事業といたしましては、水道、下水道、病院などの公営企業の電気代支援に約6,000万円、学校、庁舎などの公共施設の電気代へ3,300万円、成羽病院附属の診療所の診療情報システム整備に約1,500万円を充当したところでございます。 今年度配分されております交付金全体の額5億5,000万円に対しまして、今回の1億1,000万円を計上しました結果、今回の補正でその全額の予算措置が完了したところでございます。 続きまして、電気代の支援ができないかというところでございます。 今回の交付金の活用の方針といたしまして、その配分総額が限られている中で、国や県の支援が及ばない分野について、重点的に支援をしていこうというところで方針を立てております。 今回、市に配分された交付金の額が限定されている中で、電気代支援については、国の第2次
補正予算により支援策が検討されていたこと、また岡山県においては民間の医療機関や福祉施設などへ電気代の支援がなされるということなどを総合的に勘案いたしまして、市といたしましてはそうした分野への直接的な支援というのは見送ったところでございます。 一方で、先ほど申し上げましたとおり今回の
補正予算において病院、水道、下水道の各事業への電気代支援を行っております。こうした公営企業会計の電気代の支援そのものが、それを利用される市民でありましたり、事業者の皆様への間接的な支援となるものと考えております。 続きまして、雑入のほうの御質問でございます。 土地開発公社の残余資産に関する御質問でございます。 15ページのその他雑入の金額でございますが、1,250万2,000円が計上されているところでございますが、そのうち1,026万2,000円が土地開発公社の解散に伴う残余資産ということになっております。 この1,026万2,000円のうち1,000万円につきましては、土地開発公社の設立時に市が出資いたしました公社の資本金に当たるものでございまして、残りの26万2,000円が純粋な残余資産ということになります。 原則として、公社が行う先行取得など活動事業で必要となる資金につきましては、市からの貸付で行ってまいりましたが、こうした残余資産が発生した経緯といたしましては、例えば市からの委託によりまして先行取得をしました土地について、過去には民間事業者等からの要求により一時的にその土地を貸付けを行ってきたということもありまして、そうした民間事業者からの賃借料収入などが積み重なった結果、26万2,000円という残余資産が生じたところでございます。 その26万2,000円の今後の活用方針でございますが、具体的な方針については未定でございます。こちらについては、3月補正においてその活用方法を決定してまいりたいと考えております。以上です。
○議長(
石田芳生君) 以上で通告による質疑は終わりました。 ほかに御質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
石田芳生君) ほかになければ、次は歳出であります。 まず、第1款議会費の御質疑を願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
石田芳生君) 別になければ、第2款総務費の質疑を行います。
平松久幸君の質疑を願います。
平松久幸君。
◆3番(
平松久幸君) 19ページの超過勤務手当が約1,000万円増額の要因と、21ページの企業版ふるさと納税推進委託料について、委託の詳細な内容を問いたいと思います。
○議長(
石田芳生君)
北畑総務部長。
◎
総務部長(
北畑太一君) では、まず私のほうから超過勤務手当の部分について御回答をさせていただきます。 超過勤務手当につきましては、当初予算編成時においては、毎年度固定額を計上させていただいておりまして、当該年度の必要額については、毎年の12月補正時に、全体の額を確定いたしまして、その当初予算と全体の確定額との差額を12月補正の際に、要求させていただいております。 12月
補正予算の作成におきましては、各所属のその年度における見込額を取りまとめますとともに、必要に応じてヒアリングを実施して、必要最小限の額を要求させていただいております。 この結果、今回の
補正予算におきます補正後の年間合計額は2,000万円となっておりまして、前年度の年間の合計額2,600万円と比較いたしますと600万円ほどの減となっております。 この減となった要因といたしましては、昨年度令和3年度におきましては8月に大雨がございまして、その際の災害対応に伴って超過勤務手当が生じたものでございまして、今年度においてはそのような対応がなかったということで減額となっております。以上です。
○議長(
石田芳生君) 前野政策監。
◎政策監(前野洋行君) 企業版ふるさと納税の関係については私のほうから答弁させていただきます。 まず、企業版ふるさと納税の仕組みについては、御承知のとおりと思います。現在寄附を集めていくというPR方法につきましては、寄附を依頼する企業をリストアップしながら、基本的には市長自らのトップセールスという形を今は取っておりますが、昨年度ぐらいから、担当者からの電話での寄附の呼びかけであったり、国や県などが実施しておりますマッチング会へ積極的に参加しているという実情でございますが、なかなか寄附の増額につながっていないというのも実情でございます。 このたびの委託料につきましては、企業版ふるさと納税の新規獲得を狙いまして、現在、そういった形で企業に出向いて、ふるさと納税のお手伝いをしますっていう業者の方が、全国でもいろいろ増えているということであります。高梁市が導入する仕組みつきましては、全国の25の金融機関で、具体的には高梁市の場合はトマト銀行ということになりますが、そこと連携いたしまして、トマト銀行が業務提携をしております委託業者が市と契約をし、その業者のほうが市のプロジェクトの紹介であったり寄附企業とのマッチングをしていっていただく、そんな仕組みを導入するということでございます。 今回の補正の金額につきましては、寄附額を1,000万円ということが見込んでおりますので、これはあくまでも成功報酬型ということでございまして、その寄附額の20%が成功報酬の額ということで、消費税込みで220万円という予算を計上してるということでございます。以上です。
○議長(
石田芳生君)
平松久幸君。
◆3番(
平松久幸君) 先ほどの超過勤務の1,000万円のことをお答えいただいたんですけど、600万円前年度より減ということなんですけど、実際のところ、その数字が正しいのか。働き方改革と言われながら、この数字が妥当なものかというのをもう一遍質問します。
○議長(
石田芳生君)
北畑総務部長。
◎
総務部長(
北畑太一君) お答え申し上げます。 先ほど申し上げましたとおり現時点において見込める範囲内では、各所属から丁寧なヒアリングを重ねまして計上させていただいた金額となっておりますので、適切な金額であるというふうに認識をしております。以上です。
○議長(
石田芳生君) 以上で通告による質疑は終わりました。 ほかに御質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
石田芳生君) ほかになければ、次は第3款民生費の御質疑を願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
石田芳生君) 別になければ、次は第4款衛生費の質疑を行います。 まず、川上博司君の質疑を願います。 川上博司君。
◆15番(川上博司君) 37ページの扶助費のところの妊婦医療費自己負担金助成費についての内容を改めてお尋ねをしたい。そして、今回補正をした理由についても説明を求めたいと思います。
○議長(
石田芳生君) 蛭田
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(蛭田俊幸君) それでは、私のほうからお答えをさせていただきます。 この助成事業につきましては、一般質問の中でも若干説明しましたとおり、初診から母子手帳が交付されるまで、正確に言いますと児心音が確認されて妊娠が確定するまでということになりますが、その間の自由診療に係る医療費につきまして、1万円を限度に助成するというものでございます。 この制度は、来年度から国が生活困窮者に対しまして実施を予定しておりますが、それを来年1月からに前倒しをしまして、さらに生活困窮者だけなく全ての妊婦さんを対象というふうにいたしております。今回の補正での対象者は、令和5年4月1日から3月末までに妊娠確認の診断を受けた方でございまして、30人分を予算計上いたしております。 この事業ですが、ベビーファーストの観点から、また今後伴走型相談支援との連携を図る上でも少しでも早く実施したいといった考えから、補正での予算づけをお願いしているものであります。妊娠判明から確定までの不安定な時期の御負担を支援することで、より安全なお産につなげていきたいというふうに考えております。以上でございます。
○議長(
石田芳生君) 次に、
平松久幸君の質疑を願います。
平松久幸君。
◆3番(
平松久幸君) 概要については分かりましたので、1人当たりどれくらいの自己負担が生じているのかというのをお聞きします。
○議長(
石田芳生君) 蛭田
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(蛭田俊幸君) 引き続きお答えをさせていただきます。 1人当たりどのくらいの自己負担がかかっているのかということでございますが、これは初診時の妊娠週数によりまして、妊娠確定までの期間が異なっております。そのため、自由診療の回数は個人差がございますが、多くの場合2回程度で、1回の医療費は、これも内容や初診かどうかによって多少違いますが、二、三千円程度というふうに把握をいたしております。 ですから、妊娠確定までの医療費は、通常の場合1万以内でありますので、この助成によりまして実質無料になるというふうに考えております。以上でございます。
○議長(
石田芳生君) 以上で通告による質疑は終わりました。 ほかに御質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
石田芳生君) ほかになければ、次は第6款農林水産業費の御質疑を願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
石田芳生君) 別になければ、次は第7款商工費の御質疑を願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
石田芳生君) 別になければ、次は第8款土木費の質疑を行います。 伊藤泰樹君の質疑を願います。 伊藤泰樹君。
◆5番(伊藤泰樹君) 49ページ、高梁認定こども園に関わる事業についてなんですが、土木費の3目道路新設改良費の中に、説明でもあったんですが工事請負費、公有財産購入費、補償補てん及び賠償金の総額5,856万2,000円、民生費で減額されたものと総額で全く同じ額が土木費に計上されていますが、この目的、それでまたどんな必要があったから、こういうことになったのか、その処理についての説明を求めます。 また、勘違いだったら勘違いでまた説明いただければと思うんですが、民生費から土木費へ同額が、民生費で落として土木費で上がってきて、工事請負費、公有財産購入費、補償補てん及び賠償金の内訳が変わるということであるのならば、その詳細の説明を求めます。
○議長(
石田芳生君) 妹尾土木部長。
◎土木部長(妹尾英利君) お答えをさせていただきます。 高梁認定こども園に係ります事業につきましては、都市構造再編集中支援事業という国庫補助金を活用させていただいております。これはこども園の部分につきましては民生費、それから市道部分につきましては土木費で予算計上させていただいております。 今回の
補正予算につきましては、令和4年度当初の予算作成時点では明確になっておりませんでしたこども園の整備部分と、それから市道部分の整備部分、それぞれの工事費でありますとか補償費、こういった事業費用が設計によりまして算定されたことに伴いまして、それぞれの事業費がおおむね明確になりました。これによりまして、補助金を効率よく活用するために、民生費から土木費のほうへ事業の予算の配分を変えたということでございます。 具体的申しますと、こども園整備に係ります本年度工事費用として、ほかの工事で発生した土の流用が可能になったりしまして、造成に係ります経費が若干安価になったこと、それから土地代や補償費もこども園部分と市道部分の区域がきちんと明確になりましたことで、こども園部分の当初の見込みより費用が少なくなったこと、こういったことから民生費に不用額が発生しております。 同じく市道部分に係ります土地代、それから補償費、これもおおむね確定したことを受けまして、当初見込額より増になった部分、それから市道工事費が明確になって、来年度予定をしておりました事業についても補助金の有効活用ということで本年度に前倒しをして活用するというようなこともございまして、それぞれの予算調製を行ったものでございます。 冒頭申しましたとおり、これは同一の国の補助事業の中で行っておりますので、事業間の調整は可能ということでございます。こういったことで、こども園整備費の各費目の合計の不用額が合計で出ます。それを今度は土木費のほうでそれぞれ必要な費目が、もちろん額が違ってまいりますので、その中へ同額を割り振りを再度し直して、予算を組み替えさせていただいたということでございます。同額がスライドしておりますけど、当然、土木費と民生費のほうでは使う内容も違ってまいりますので、予算の組み替えを若干させていただいてます。非常に分かりにくくて申し訳なかったんですが、以上のようなことが理由でございます。
○議長(
石田芳生君) 以上で通告による質疑は終わりました。 ほかに御質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
石田芳生君) ほかになければ、次は、第9款消防費の御質疑を願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
石田芳生君) 別になければ、次は教育費の質疑を行います。
平松久幸君の質疑を願います。
平松久幸君。
◆3番(
平松久幸君) 63ページ、郷土資料館改修工事費が増額した内容を問うですが、詳細を教えてください。
○議長(
石田芳生君) 上森教育次長。
◎教育次長(上森智子君) それでは、郷土資料館の改修工事の増額内容について、私のほうからお答えをさせていただきます。 郷土資料館につきましては、市の文化財に指定されているものでございますが、老朽化によりまして外壁塗装の劣化や複数箇所での雨漏り、また建具の老朽化等がありますことから、昨年度実施設計を行いまして、本年度保存修理工事を実施中でございます。 工事の増額の理由につきましては、施工中に発覚した内容を検討しまして、本工事内で追加対応が必要であると判断したもので、設計段階では確認ができなかったものでございます。具体的に申し上げますと、1つには屋根の瓦を撤去しましたところ、下に薄いベニヤ板が貼られておりまして、これが劣化していることから、やむを得ず合板のほうへの張り替え行うもの、それからもう一つは、壁とともに窓枠のペンキを剥がしましたところ、ガラスを固定しておりますパテの劣化が確認されまして、ガラスの落下等が懸念される状況であったため、既存のパテを除去いたしましてガラスを固定し直すという2つの追加の工事となったものでございます。以上でございます。
○議長(
石田芳生君)
平松久幸君。
◆3番(
平松久幸君) 設計の段階で分からなかったということなんですけども、まず設計業者は高梁市内の方かどうかというのと、瓦を剥がしてみて分かったと言うことですけども、設計もよくある追加工事で、やってみなきゃ分からなかったというのがよくある内容でございます。設計の段階である程度は把握しとかんと、瓦を1枚でも剥がしたら、その野地板が5ミリの薄いベニヤで、古い建物を直すのに、大抵瓦の下って水気が含んで5ミリのベニヤは下からでも上からでも確認できることだと思う。あと窓枠のパテも設計段階である程度は把握できるような内容だと思います。設計としてもそこらを把握しての発注をしてもらわないと、毎回こうやって、工期延長はないと思うんですけど、設計のミスというんですか、そういうのに対しての補正というのは気をつけていただきたいんですけど、その辺どうだったんでしょうか。
○議長(
石田芳生君) 上森教育次長。
◎教育次長(上森智子君) お答えいたします。 まず、設計業者でございますが、市内の業者でございます。 設計の方法でございますが、図面の枚数によりまして計算する方法を取っておりまして、瓦を一枚一枚剥がしての確認をしておりませんでした。 それから、パテのほうもペンキを剥がしてまでは確認ができておりませんでした。以上でございます。
○議長(
石田芳生君)
平松久幸君。
◆3番(
平松久幸君) 図面の枚数で設計というのはびっくりしたんですけど。それぐらい追加工事が目立つような気がします。やっぱり現地を見て設計をされるというのがこういう改修工事は必要だと思いますけど、何かお考えでしょうか。
○議長(
石田芳生君) 上森教育次長。
◎教育次長(上森智子君) お答えいたします。 本来ですと、そうして中まで見ればいいんだと思うんですけれども、効率的にさせていただくために、図面枚数等で設計し、補正を加えて設計金額をはじいております。 今回増額部分が大きく出ておりますが、施工していく途中で減額になった部分もありまして、相殺して270万円の補正をお願いしているものですので、御理解いただきたいと思います。以上です。
○議長(
石田芳生君) 以上で通告による質疑は終わりました。 ほかに御質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
石田芳生君) ほかになければ、次は第11款災害復旧費の御質疑を願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
石田芳生君) 別になければ、次は繰越明許費の質疑を行います。
平松久幸君の質疑を願います。
平松久幸君。
◆3番(
平松久幸君) 5ページの旧有漢町役場解体事業について、繰り越すことになった詳細な理由をお聞きします。
○議長(
石田芳生君)
北畑総務部長。
◎
総務部長(
北畑太一君) お答えを申し上げます。 当初は、旧有漢町役場を解体いたしまして、その跡地に
地域の定住を進める宅地などを整備する予定で事業を進めておったところでございます。その後、事業地に隣接する土地の所有者の方から、土地、建物を市に寄附したいという申出をいただきました。 今後、役場庁舎を解体して整備するに当たっては、隣接地を一体として解体、整地するほうが効率的、効果的な事業となるという判断から、寄附者の申出を受けさせていただくことといたしました。こうした状況によりまして、寄附者の建物解体の設計が追加となりまして、工事の発注時期がやむなく変更となったことによりまして、年度内の工事の完了が見込めなくなったため、今回繰越明許のお願いをさせていただいたところでございます。以上です。
○議長(
石田芳生君) 以上で通告による質疑は終わりました。 ほかに御質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
石田芳生君) ほかになければ、次は第3条地方債の補正の御質疑を願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
石田芳生君) 別になければ、以上で議案第90号の質疑を終わります。 次は、議案第91号の御質疑を願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
石田芳生君) 別になければ次は、議案第92号の御質疑を願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
石田芳生君) 別になければ、次は議案第93号の御質疑を願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
石田芳生君) 別になければ、次は議案第94号の御質疑を願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
石田芳生君) 別になければ、次は議案第95号の質疑を行います。 まず、
平松久幸君の質疑を願います。
平松久幸君。
◆3番(
平松久幸君) 高梁市
特別養護老人ホーム特別会計補正予算、169ページの超過勤務手当は補正前は115万円であり、その10倍の補正額であるが、その要因は人員不足によるとの説明でありましたが、今後の対応をお聞きします。
○議長(
石田芳生君) 蛭田
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(蛭田俊幸君) それでは、私のほうからお答えをさせていただきます。 まず、鶴寿荘の現状について御説明しますと、近年、入所者の重度化により、また新型コロナウイルスの感染症対策も重なりまして、増大する業務量に対応するだけの職員を確保できない、不足している状態が続いております。特に、介護職の正規職員につきましては、令和元年度以降3人の減少となっておりまして、定員いっぱいまで入所者を受け入れることができない深刻な状態にございます。 現在、鶴寿荘の職員は、会計年度
任用職員まで含めますと介護職員14人、それから看護職員3人、給食調理員5人、事務職5人の配置となっておりますが、入所者を定員の50人まで受入れ、さらに働き方改革を進めていくということになりますと介護職員5人、看護職員1人の増員が必要になるというふうに考えております。 これまで職員を確保するために、通常の職員募集はもちろんでございますが、福祉就職イベントへの参加、それから県下の養成学校への依頼、それから職員の知人への紹介などあらゆる方策を取って補充には努めておりますが、応募が全くない状況でありまして、結果として超過勤務により対応せざるを得ない状態が続いているということでございます。 今後の対応ということでございますが、いつまでもこの状態で職員に負担をかけ続けるわけにはいかないといった認識は常に持っております。その対策としましては、職員の増員と負担の軽減、この両面から考える必要があるというふうに考えております。職員の増員につきましては、引き続き募集を行ってまいりますが、なかなか応募がない現状を踏まえまして、外国人介護職の確保といったことも選択肢の一つとして考えております。現在その採用支援を行う業者に問合せなども行っているところでございます。 また、負担軽減につきましては、介護ロボットの導入を検討しておりまして、介護現場のICT化やベッド見守りセンター、それから自動排せつ処理装置、こういったものの整備を計画してまいりたいというふうにも考えております。以上でございます。
○議長(
石田芳生君) 次に、伊藤泰樹君の質疑を願います。 伊藤泰樹君。
◆5番(伊藤泰樹君) 同じところで同じ内容で毎年質問させていただくんですが、平松議員への説明で内容は理解させていただきました。 ただ、職員確保に向けて、毎年各取組を強化されておられるということはお伺いしておりますし、ただそれがなかなか実を結んでおられない現実もある中で、介護ロボット、ICT技術の導入というお話があったんですが、本線が少しずれたら止めていただいてもいいんですが、地域おこし協力隊で介護、ICTのことで御尽力いただけるということで新しい隊員が来られてると思うんですが、そういう方の御尽力というのは望めるものでしょうか。
○議長(
石田芳生君) 蛭田
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(蛭田俊幸君) お答えをさせていただきます。 9月に着任されました地域おこし協力隊の宮崎知也さん、この方がICTを活用した医療・介護現場の労働環境改善をテーマに活動されております。着任してからは、市内のほぼ全ての介護事業所を訪問しまして、介護職員等の状況、あるいは課題などについて調査をされております。 また、ICTに関しましても、介護サービス事業所からの相談にも応じられている状況でございまして、鶴寿荘におきましても、宮崎さんの協力を得ながらICT化による介護の業務の効率化といったものを図ってまいりたいというふうに考えております。以上でございます。
○議長(
石田芳生君) 以上で通告による質疑は終わりました。 ほかに御質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
石田芳生君) ほかになければ、次は議案第96号の質疑を行います。 金尾恭士君の質疑を願います。 金尾恭士君。
◆1番(金尾恭士君) 私は、高梁市畑地かんがい事業
特別会計補正予算につきまして、質問をさせていただきます。
一般会計からの繰入れを計上していただいておりますが、これが畑地かんがい施設の安定的な運営に寄与しているのかどうか、そのあたりを教えていただきたいと思います。
○議長(
石田芳生君) 川内野
産業経済部長。
◎
産業経済部長(川内野徳夫君) それでは、お答えをさせていただきます。 畑地かんがい施設は土地改良施設でありますので、運営に要する経費は参加受益者の負担にて賄われるというのが基本的な考えであります。独立採算で経営することが理想と考えておりますが、今年度の電気代の高騰を受けまして、
一般会計から繰入れするものでございます。 川上
地域にとりまして、営農用水確保、それからライフラインとして欠かすことのできない重要な施設であるということは認識しております。この先、不透明ではございますが、経営改善を進めながら、社会情勢変動、経営運営状況に注視しながら、必要に応じて繰入れ支援を検討してまいりたいというふうに考えております。以上です。
○議長(
石田芳生君) 金尾恭士君。
◆1番(金尾恭士君) 今、部長からも答弁がありましたように、これは川上町の農業の基盤である畑地かんがい施設であります。先ほども述べられましたように、受益者負担といっても利用者も大変少なくなっておりますし、世代が変わり、また市外に行かれている方に対してのこういった使用料の負担というのも非常に厳しいものもあるというふうに思っております。 こういった中で、畑かんの運営協議会の資料を見ますと、約3,000万円の予算計上を検討していただいております。これは令和4年度と同額であるというふうに思います。今後、まだまだ状況も厳しくなっていくというふうに思っておりますが、こういったことも踏まえていただきながらしっかりとした支援をしていただきたいと思います。そのあたりはいかがでしょうか。
○議長(
石田芳生君) 川内野
産業経済部長。
◎
産業経済部長(川内野徳夫君) 繰り返しになりますが、必要に応じて支援のほうを検討してまいりたいというふうに考えております。以上です。
○議長(
石田芳生君) 以上で通告による質疑は終わりました。 ほかに御質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
石田芳生君) ほかになければ、次は議案第97号の御質疑を願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
石田芳生君) 別になければ、次は議案第98号の御質疑を願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
石田芳生君) 別になければ、次は議案第99号の御質疑を願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
石田芳生君) 別になければ、次は議案第100号の御質疑を願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
石田芳生君) 別になければ、次は議案第101号の御質疑を願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
石田芳生君) 別になければ、次は議案第102号の御質疑を願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
石田芳生君) 別になければ、次は議案第103号の御質疑を願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
石田芳生君) 別になければ、次は議案第104号の御質疑を願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
石田芳生君) 別になければ、次は議案第105号の質疑を願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
石田芳生君) 別になければ、次は議案第106号の御質疑を願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
石田芳生君) 別になければ、次は議案第107号の御質疑を願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
石田芳生君) 別になければ、次は議案第108号の御質疑を願います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
石田芳生君) 別になければ、以上で
議案質疑を終わります。
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△日程第3
委員会付託
○議長(
石田芳生君) 次は、日程第3、
委員会付託であります。 議案第76号から議案第108号までにつきましては、既に配付いたしております付託一覧表のとおり各常任委員会へ付託いたします。 以上で本日の議事日程は終わりました。 念のため申し上げます。次会は21日、
委員会付託案件の上程、委員長報告、委員長報告に対する質疑、討論、採決等を予定いたしております。 本日はこれにて散会いたします。御苦労さまでした。 午後2時33分 散会...